アラフォーデザイナーがICL(眼内コンタクトレンズ)やってみた #3
↓前回の記事
病院は、有楽町にあるレーシックで有名な超大手のクリニックにしました。
何度も通院で通うことになるので自宅からの通いやすさ、金額、実績数、それに昔知人がそこでレーシック手術を受けたと言っていたような気がするという、おぼろげな記憶から決めました。
とはいえGoogle検索で広告がばんばん出てくるような超大手です。
広告が過剰過ぎると逆に不信感を抱く天の邪鬼な性格なので、まずは無料の簡易検査に申し込んでみることにしました。
HPにある電話番号に電話して、さくっと予約完了。15時以降ならいつでもよいとのことで、コンタクトもメイクもしたままでOKです。
ただし検査中はコンタクトを外す必要があるのでコンタクトのケースや保存液、眼鏡を持参してください、とのことでした。
電話して一週間後(仕事の都合により一週間後になりましたが、翌日でも予約可能な様子。混雑を予想してたけど結構空いてる?)、初めての来院。
有楽町駅からすぐの高層ビルにあり、行くとき少し迷いました。
エレベーター乗り場では、同じクリニックに通う方なのか、眼鏡の方を何人か見かけました。
受付でコロナ対策の問診票(体温、体調、2週間以内の渡航歴はあるか、発熱などの症状はあるか、など、他の病院でもよくあるもの)を書き、続いて詳しい問診票を書きます。
氏名や住所、コンタクトの使用歴、病気や入院の既往歴、服用している薬の有無、今日の検査で聞きたいことなど。
私は花粉症をはじめいくつか常用薬があるので、それを書くのに少し時間がかかりました。
まずコンタクトを外すよう言われ、トイレで眼鏡に替えます。トイレは院外の同じフロアにあり、めちゃくちゃ綺麗です。有楽町クオリティ。
着いてすぐ外すなら、抵抗がなければ眼鏡で行ったほうが手っ取り早いですね。私は眼鏡だとマスクで曇るのが嫌で、行き帰りはコンタクトを着けていました。
クリニックはちょうど改装中のようで、待合室がいくつか分かれていました。(次に来院したときは広い待合室に統一されていました)
指示された待合室で待ち、呼ばれて検査開始。
検査は眼科でよくある気球の絵を見たり、目に風が当てられたり、視力を測ったりするようなものです。コンタクトをつくるたびやっているので、このへんは慣れてます。目に風を当てられるのは毎回ビクッとなりますが。。
今までやったことがなかったのは、角膜の状態を見るとかで、ぐるぐる回る赤い光を見続けるもの。結構長くまばたきを我慢しなければいけないので「目が!目が!!(乾く)」と某アニメのようになりました。
ひととおり検査を終えると、最後に医師の問診。
大手らしくたくさんの医師がいるようで、簡易検査→適応検査→手術、と通うことになるのですが、全部違う医師でした。
ひとりのお医者さんにじっくり診てほしい!という方には不満かもしれませんが、命に関わる病気とかでもないので、自分はあまり気になりませんでした。
このときの医師はベテランぽいちょっと口が悪い感じの医師で、そういえばGoogleのレビューで偉そうな医者がどうのこうのと書いてあったなあ、と思い出しました。でもこちらから質問するとちゃんと説明してくれるので、そういうキャラなだけだと思うと信頼はでき、好感を持てました。
医師の説明だと、まず、私の視力は近視が-7.5。乱視が-3と-2.5。これの合計が-10以上になるとレーシックは難しいそうで、ICL一択とのことです。
もともとICLのつもりで来ていたので、それについては問題ありません。
強度近視だとレーシックができないというのは事前にリサーチ済みなので、特に衝撃もなく、あ、やっぱりー?みたいな感想でした。
あとは手術にあたっての説明を受け、特段不明点もなかったのでそのまま終わりました。
少し心配していた目の問題(角膜が普通と違うとか、目自体が普通と違うとか)はないらしく、予定していたフェイキックICL(後房型眼内レンズ)で問題なくOKということでした。
(角膜の形状によっては、IOLという前房型レンズになることもあります)
受付で、次回の適応検査の予約をして終了。所要時間は1時間半ほどでした。
今回は簡易検査なのでメイクもコンタクトもOKでしたが、次回の適応検査では一週間前からコンタクト使用不可になります。
乱視が入っていないソフトレンズでは3日前、ハードレンズでは2週間前から使用不可。その他のレンズ(近視矯正レンズ等)では更に装用不可期間が異なります。
コンタクトを着けなければいけない環境の方は、注意が必要です。
当日はメイク不可で、すっぴん眼鏡で来院してくださいとのこと。
また、適応検査は半日(5、6時間)かかる可能性があり、その後に予定のない日に来てくださいと言われました。
時間に融通の効くフリーランスなので問題ありませんでしたが、会社勤めだとそこそこハードルが高めです。
一週間眼鏡生活なことに心底うんざりしましたが(眼鏡が嫌いな理由は前回の#2を参照ください)、今だけの我慢!
Google広告ばんばんな大手への不信感も消え失せ、流されるように適応検査の予約をして、トイレでコンタクトをはめ、有楽町の朧月(つけ麺が有名)で気合いを入れながらつけ麺をすすり、帰路へ着いたのでした。
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