子供を連れて、東京国立博物館の恐竜イベントへ行ってきました(科博もハシゴ)
日曜日の午前中は小2息子は妻と習字をしているため、わたしは東京国立博物館へ。法隆寺宝物館を1時間ほど見て回ってから、さぁ帰るかと正門へ向かうと、本館の出入り口正面に大きな恐竜が!
え? トーハクに恐竜? なんで?
近づいてみると、大きな恐竜の前に立て札があります。読んでみると、なにやら平成館でイベントが開催されているようです。「恐竜をつくって知ろう! プラノサウルス組立体験会」とあり、「プラノサウルス体験キットがもらえる!」と書かれています。どうやら恐竜のプラモデルを配っているようです。
子供のために、体験キットをもらって帰ろうかとも思いましたが……子供を連れていないおじさんのわたしが列に並んで、「体験キットください」と言える勇気はないので……小心者なので……そのまま帰ることにしました。
午後からは、わたしが小2の息子と過ごすことになっていました。国立科学博物館へ行く約束をしていたんです。
目的は科博で行なわれている、東京都環境局主催の体験型展示イベント「デジタルでみる身近な生きものの世界『東京自然いきもの展』」です。
帰宅して息子にトーハクの恐竜の話をすると、科博へ行く前に、トーハクで恐竜組立キット「プラノサウルス」をもらっておきたいと言います。息子は絶賛、興味の対象がどんどん変わる年頃ですが、「恐竜」なのか「プラモデル」なのか、どちらかのキーワードが刺さったようです。
そこで、息子を連れて再度、トーハクへ。いつもはトーハクへ行くのを嫌がるのですが、今回は素直についてきました。正面入口に行くと、午前中とは打って変わって、チケット売り場は大行列で、それとは別に入口までも行列ができています。息子に「プラサウルス、なくなってたらごめんね」と言うと、気にする風でもありませんでしたが、入口を通過した直後に「走って行ってもいい?」と聞きつつ、もう本館正面の恐竜に向かって走り出していました。
そしてイベント会場となっている、奥に建つ平成館へ。
平成館は子供連れの客で賑わっていました。心配していたプラサウルスの在庫は、まだまだたくさんあるようです。キット配布の列もなく、スムーズにもらえました。子供の分だけをもらえると思ったら、一人一つ……つまり2つももらえました。
平成館の休憩室には、プラサウルスの展示がされていました。もらったヴェロキラプトル以外にも、ステゴサウルスやトリケラトプスなどがあるようです。
というかですね……なんでトーハクで恐竜イベントなんて? と思っていたのですが、これはバンダイナムコのプロモーションですね。来週末の1月28日と29日にも開催されるので、子供たちにはおすすめです。
どうする? ここで組み立ててから行く? と息子に聞くと「家で作るからいい! 科博へ行く!」と言います。それじゃあ行くかと、トーハクを後にしました。トーハク滞在は15分ほど。これまでの最短滞在時間かもしれません。
その後は、予定通りに隣の国立科学博物館へ行きました。
科博へ行く目的だった東京都環境局主催の体験型展示イベント「デジタルでみる身近な生きものの世界『東京自然いきもの展』」も、息子は楽しんでいるようでした。そこで30分くらいを過ごしつつ、恐竜フロアなども見て回り、閉館時間の17時まで科博を堪能しました。
そして、帰宅……。
帰宅と同時に息子は、リュックからトーハクでもらったプラサウルスを取り出して、作り始めました。
息子は普段からガンダムのプラモデル……いわゆるガンプラを作っています。3歳くらいから作り始めたので、ガンプラ歴は4〜5年くらいです。「(プラサウルスは)簡単過ぎて、すぐに完成しちゃわないか心配だなぁ」なんて、舐めたことを言って作りはじめました。
結果……まぁ10分くらいで作り終えていました。
はじめは骨格標本のような、骨組みだけの状態を組み立てていき、そこから肌というか……カバーを取り付けると、恐竜にが完成します。ちなみに骨格標本バージョンでは、顎や首、肩、もも、ひざなどが可動しますが、カバーを付けると、固定されます。
完成したので記念撮影。
上写真のようにカバーをつけると、可動部がなくなり固定されます。キラキラした色ですが、この上から色を塗ったら楽しそう……なのですが、息子は最新ガンプラ世代なので、色を塗ろうとはしませんw
2体を作って戦わせたいと言うので……「これって共食いになっちゃわない?」って言うと「喧嘩だからいいの」とのこと。
前述しましたが、プラサウルスは、来週末の1月28日と29日にも開催されるので、子供たちにはおすすめです。本当は科博で配ってくれればとも思いますが、科博でスペースを確保できなかったんでしょうね……敷地が狭い上に、子供連れとカップルで大混雑ですから……。
とはいえ、2館をハシゴしても1,630円で行けます(トーハク1,000円+科博630円、そして高校生以下と70歳以上は無料)。子供を博物館へ連れて行く、よいきっかけになりますね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?