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#4 電車と音楽①

こんばんは。🪴

今日も日中は11月下旬とは思えないほど、
肌寒いものの、ポカポカしていて
久しぶりにおじいちゃん家に行って
マッサージ機でお昼寝をしました。最高でした。

今日は『電車と音楽』のタイトルで、
シリーズ化しようかなぁ、と思っている
記念すべき第1弾です。🪽✨

会社へ出勤するのにも45分、
ネイル中、マツエク中に大体1時間30分、
実家へ帰るのに約2時間半、
どこへ行くのにもAirPodsと音楽が
欠かせない日常になっています。

基本的に、音楽を聴きながらも
ケータイでなにか操作をしていたり、
LINEをしていたり、
X(Twitter)で有益な美容情報を見ていたりするので、
流れてくるだけの音楽なのですが.....

特に仕事帰りの満員電車では
通信速度が悪くなって
LINE、インスタ、Xでの更新ができなくなります。

そんな時私は、ケータイをバックにしまって
電車の窓から見える景色と
流れてくる音楽をぼけ〜と聴いているのですが、

ついこの間、
『チェリー / スピッツ』が流れてきまして、
久しぶりに最初から最後までしっかり聴いたな〜と、
しみじみ思いました。

カラオケではど定番で、
最初から最後まで歌えなくても
サビだけだったら本当に幅広い世代に知られていて
有名な曲なんですけど、
改めてしっかり聴いてみると
なんとなく思うこともあって
今日はそれについて語りたいと思います。

お付き合いください。(♥)


この曲を最初に知ったのは
私の家族と友達の家族とみんなで旅行に行った
小学5年生の肌寒い今みたいな季節の日に、
友達のイケイケな20代後半のお父さんが
1番好きな曲なんだ、と車で流していました。

「あ、これ私のパパもママも聴いてたことあるな」
と、思って、当時は、
''愛してる'' とか ''抱きしめて'' とかの言葉って
単純に恋人に向けた歌なんだろうな、
恋愛向きの歌なんだなと解釈していました。
つい最近まで。

ただ、そうでもないのかもな〜と。

「愛してる」って言葉にして伝えることって
日常のなかであんまりないと思うんです。

恋人同士、友達同士、家族、と
色々な関係がある中で、
「愛してる」と伝えられることって数少ないけれど
どの関係からも、
「愛されてるな〜」と感じることってありますよね。

それが23年間生きてきた私の経験の中では
''家族'' だな、と思いました。

学生時代、仲の良い友達と喧嘩をして
ひとりで泣きながら帰った日。
練習試合の絶対にゴールを決めなきゃ行けない場面で、
外してしまった日。
同棲している恋人の変化に、孤独を感じた日。
転職活動で絶対に行きたかった会社の
最終面接に落ちた日。
職場で理不尽に怒られて、
どうしようもなく悔しかった日。

どの思い出にも家族が寄り添ってくれていて、
励ましてくれていて、
何も言わずにあったかいご飯とお風呂を用意してくれて。

「そんな男、すぐに別れて帰ってきたっていいんだぞ!」
と父。
いつも黙って、静かに見守ってくれていて、
本当のピンチの時には気づいたら隣にいる、母。
「ねーちゃん、頑張れ!」とLINEで弟。
「おねえちゃん、だいすきだよ。」と手紙で妹。

''愛してる'' なんて言葉では言わないけど、
数え切れないほどの ''愛してる'' をくれる
家族のことを思った歌にもなれるんじゃないかな。と。

励ましの言葉の響きやその思い出で
たしかに、強くなれる。
そういう、ちょっとした、
''ささやかな喜び'' を
''つぶれるほど抱きしめて'' 、また頑張れる。

そんなことを思い、
少しだけウルっと、泣きそうになりながら
最寄駅に着いて、
その日はいつも乗るはずのバスを横目に
歩いて家まで帰りました。

私もいつか、旦那さんや子供に
強くなれる存在だと思ってもらえるような
家族をつくりたいです。


なんだかしみじみしてしまいましたが、(笑)


今日もみなさん、暖かくして寝てくださいね。

それでは、 おやすみなさい 🐕‍🦺🤍

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