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私の推しを紹介させてくれ【OWV】~大人にこそオススメしたい推し活
これまでは日本のボーイズグループ市場の活発化と注目のグループについて紹介してきました。過去2記事を読んでくださった方はBE:FIRSTかJO1のファンじゃないかと思われた方もいたようですが、まあ聞いてください。私も王道に向けて足を踏み出しはしたんですよ。そしたら一歩目で沼に落ちたんです。
OWVとは
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64078942/picture_pc_bab415ab61af0345bc51b37ecada8faf.jpg?width=1200)
2019年に社会現象を起こした日本最大級のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」に出演した元練習生4名により結成されたボーイズグループ。
グループ名「OWV」には “Our only Way to get Victory~勝利を掴む僕たちだけの道~ 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む”というメンバーの強い想いが込められている。(公式サイトより)
公式がまあ充実してまして、普通オタクが作るような素材は大体作ってくれるので布教しやすくて何よりです。
メンバー紹介
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082413/picture_pc_3ef082b32c60c60e6d2774950df64587.jpeg?width=1200)
皆に覚えてもらえるまではしばらくこの髪色で行くそうなので、「ボーイズグループ=すぐ髪型とか髪色変えて誰が誰だかわからなくなる」と警戒している皆さん、どうか安心してください。
本田 康祐(ほんだ こうすけ)
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1995年4月11日生まれ / 福島県出身 / メンバーカラー:赤
OWVの絶対的リーダー。ダンススキルの高さや表現力が長所だと紹介されることが多いように思いますが、個人的には彼の最大の魅力はその人間力。目指すべき星を定めて仲間を集め、どんな困難があっても推進していくというのは誰にでもできることではありません。誰よりも強い思いを持ってTeam OWVというプロジェクトを牽引するから仲間もついてくるし、周りの大人が本気になって素晴らしい仕事をするという良い循環の源になっているのが彼だと思っています。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082519/picture_pc_97bef90fd53dc3f2868615eaa1804f76.jpeg?width=1200)
全力で滑りに行き、周りが慌てる様子を見て楽しむという悪魔みたいな一面も持っています。
佐野 文哉(さの ふみや)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082555/picture_pc_2ada8e691aa19f57db8c2a4d9e868018.jpeg?width=1200)
1997年5月25日生まれ / 山梨県出身 / メンバーカラー:青
グループで最もキレのあるダンスを踊る人。大学2年生で本格的にダンスを始めてアメリカに半年ダンス留学をし、帰国後はバックダンサーとして三浦大知やナオト・インティライミの後ろでパフォーマンスをしていたというジャンプに出てきそうな経歴の持ち主。普段は飄々としていることが多いですが、パフォーマンスやTwitterでのぞかせるエモさは「青い文学」と呼ばれていたりします。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082589/picture_pc_7f113dd41e7f48b3f0f92f73d410aa4c.jpeg?width=1200)
足つぼマットが全然効かず、辛いものも全然オッケー。奇跡のフィジカルを持つ男と覚えてください。
浦野 秀太(うらの しゅうた)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082620/picture_pc_9a770cba006edb319dd4e3b0aa9bbc94.jpeg?width=1200)
1997年6月17日生まれ / 神奈川県出身 / メンバーカラー:黄
OWVのメインボーカル。全員オールラウンダーというグループなので全員普通にうまいんですけど、やっぱり伸びやかさや小技の効かせ方で一歩も二歩も秀でているのが彼です。ムードメーカと紹介されることが多いですが、動画を見たりタスク管理やスケジュール管理に秀でていると聞いたりすると、明るいムードメーカというのは意識的に引き受けていることで、実際は優秀なビジネスマンなんじゃないかなと思ってます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082655/picture_pc_a809c938e9c39c423c4f78d5bedb65ca.jpeg?width=1200)
以前はリーダーの奇行をフォローしてくれていたのですが、最近はリーダーにあこがれているようです。ツッコミ不在のピンチ。
中川 勝就(なかがわ かつなり)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64082687/picture_pc_6f3747340885117c2e784f995d418df0.jpeg?width=1200)
1997年3月16日生まれ / 兵庫県出身 / メンバーカラー:紫
OWVのラッパー兼ビジュアル担当。彼の低音のラップで楽曲が引き締まり、グループの個性を際立たせる良いアクセントになっています。ライブを見に行ったファンが口々に「足が5mあった」と証言するなど、あまりのビジュアルの良さにファンの様子がおかしくなることも多いです。また、性格がとても穏やかで、何かを見たり聞いたりしたときにまず良いポイントを口にする癖があり、常々その姿勢を見習いたいと思っています。
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最近、天然さを顔でごまかすという手段を覚えました。(これはリフティングを失敗したところ)
箱推しちゃん的OWVの魅力
実力があるところ
ファーストアルバム表題曲のCHASERのダンスプラクティスビデオなんですけど、シンプルにフィジカルが強い。ちゃんと基礎があって鍛えている人でないと無残になる振付をしっかりモノにして魅せてきます。ボーイズグループは大人数のところも多いですが、少人数=寂しいっていうのは嘘だなというのがはっきりわかります。
楽曲も凝った作りの作品が多くて、ファンの中には「インストをめちゃくちゃ聞きこんでます!」という人も。その音に負けない歌声を乗せてきてくれるので、これまで色々なアーティストに触れてきた大人でも聞きごたえがあると思います。
ライブも本当にデビューして1年目なのかな?と思うくらい、会場を盛り上げるパワーがあります。OWV結成以前にライブ経験があるメンバーも数名いるので、そこで鍛えられているんですかね…。歓声を上げられないのが辛いくらい、アガるパフォーマンスを見せてくれます。
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♬ Party - OWV
バラエティ力が高いところ
吉本興業所属ということで、先輩のほとんどがお笑い芸人、ついてくれているマネージャも以前はノブシコブシを担当していたという環境なので、お笑いやトークに関するダメ出しがめちゃくちゃしっかりしているようです。さすが吉本。OWVは4人組ダンス&ボーカルグループ(長いな)なのですが、公式チャネルには定期的にバラエティ系コンテンツが上がります。
なぜかライブ前に激辛料理を食べて喉をいわすOWV
バラエティコンテンツの罰ゲームが尺がありすぎて別建てになるOWV(しかも罰ゲームにも罰ゲームがある)
吉本らしく、先輩の胸を借りることも
…いやもう漫才やっちゃってるじゃん(まあまあクオリティ高い)
GYAOではOWV道という冠番組も持っており、安心して笑ってみていられるのでこちらもよければぜひ。
チーム総力戦なところ
そもそものOWV結成の経緯が、オーディション番組終了後にリーダーが今後の身の振り方を相談する中で「吉本でやってみないか」と誘われたという、本来の予定になかった新規事業的な立ち上がり方をしたみたいなんです。その結果、本田君がメンバーを誘い、説得してこの4人でグループが結成されたという、バンギャにぶっ刺さる胸熱な展開になっているわけです。吉本からしたらCJ EMNと共同で企業も設立している位なので、本来はオーディション合格組に資源を集中させないといけなかったはずなのですが、どうしても世に出さなければと思わせる何かが彼らにはあったということなんだなと思います。なので、メンバーも真剣ですが、運営サイドの吉本もユニバーサルミュージックもめちゃくちゃ真剣なんですよね。そしてその熱が仕事相手に伝播して異様な熱量となってわたしたちの手元に届くことが多いです。
たとえばファーストアルバム発売記念のナタリーのPR記事
1万2000字ってお前。(今このnoteがここまでで3000字弱で、普段仕事で文章を書くことも多いのですが、正直息切れしています笑 )PR記事ってもっとさらっとしたものが多いように感じるんですけど…。彼らの熱量をライターさんが余すことなくしっかり伝えてくれています。
ファーストアルバムはさらにそれを感じさせる作品に仕上がっています。サブスクで今流行りのシングルを流し聞くのが当たり前の時代に、なぜアルバムという形で出すのか、どうしてCDという形態なのか(※サブスクもあります)。それらをお客様に手に取ってもらえるだけの価値をどう提供していくのか、考えに考え抜かれたことがわかる仕掛けが随所にちりばめられていて、私が「ユニバーサルミュージックがこれまでのノウハウをすべてつぎ込んだものを出してきたな」と感じたくらい、大人の本気の仕事を見せつけられました。
かくいう私も、普段はやる気なくのんべんだらりと生きているのに、珍しく布教noteを書こうとしている位なので、大人を本気にさせる何かをOWVは持っているんでしょうね…。
アップデートされた現代的な感覚を持っているところ
安心して推していられる最大のポイントはここなんじゃないかと思っていて。例えば「メンバーを恋人にするなら誰がいい?」というアイドルあるあるな質問をされた際、自分だったら誰と付き合いたいか、その魅力は何か、自分は相手に何を返せるかというのを全員がフラットに考えられるんですよね。わざわざ「自分が女性だったら」とか枕詞をつけない。また、ほとんど見たことはないですが、メンバーがバラエティだからとちょっとやりすぎたり、うっかり失礼ともとれる発言をしてしまった際には、ちゃんと他のメンバーから指摘が入って、見ている人たちにも「これはナシですごめんなさい」が伝わる。こうした一つ一つで、私たちは、「ああ、もうこれを笑わなくていいんだ」と思えたり、自分が視界にちゃんと入っていることを知ったりする。オタ活していて嫌な思いどころか、ちょっと浮かばれたような気分になるのが素敵だなと思います。
あなたの沼落ちはどこから?私はミルダムから
最後に私が沼落ちしたコンテンツを紹介して終わろうと思います。
ミルダムっていう、他人がゲームをしているのをただ見るっていうサービスがあるんですけど(これ、オンラインゲームやってる人以外にはなんだかわからないカルチャーかも…?)年末にOWVがゲーム配信してたんですよね。リモートワークの脇で流しながら仕事してたらなぜか沼にハマりました笑
元々Kpopは好きだし、その流れでオーディション番組のパフォーマンス動画とかも見ていたのでOWVも知っていてサブスクで聞いたりはしていたのですが、逆にお笑いは見ないしゲームもしないので、本当にたまたまBGMがわりにミルダム流してたんですが、あまりに楽しそうだったので、ちょっといいなって思っちゃったんですよね。本当に沼の入り口ってどこにあるかわからない。
ということで、まとまりないまま、OWVはいいぞ!と叫んで今日は終わりたいと思います。