大人の身体が固くなる理由
子供の身体って柔らかいですよね。
とくに赤ちゃんの頃は、くてっと感じるほどに柔軟性があります。
それが、年齢が上がるほどに固くなり、気がつくとちょっと動かすだけでギシギシいったりします。
全身の水分量とか、タンパク質組織の構成とか、理由はいろいろ考えられますが、私はその他に、
・筋肉の習慣的な緊張
・関節、筋膜の癒着
の2つがあると考えています。
・習慣的な緊張と癒着
筋肉を操作しているのは脳です。
緊張させたり、ゆるめたり、また緊張させたり。
でも、体幹部みたいな動きの少ないところなら、緊張させたままでも、どうにかなりますよね。
脳は楽をしたいので、スイッチを入れっぱなし。筋肉は習慣的に緊張して固くなるわけです(それで痛くなったのが腰痛、肩こり)
動きの少ない関節や筋膜には、タンパク質が沈着します。
滑りが悪くなり、動きを邪魔するようになってしまいます。
・大人は無駄な事をしない
この2つを考えると、子供のように、むやみやたらに動いていれば、身体の柔らかさを維持できるはず…なのですが。
大人は合理的な生き物。無駄な動きや、不合理な動きをしません。
走り回りも転げ回りもしないし、じっと座っていることも多い。
そりゃ、固くもなりますよね。
関節リリース、筋膜リリースでほぐすこともできますが、やっぱり時々は腕を振り回したり、飛び跳ねたり、ムダに動くことをオススメします。
というわけで、明日は八起堂の定休日。
本でも読みながら一日ゴロゴロする予定。
ダメじゃん。
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