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牧歌的なハプニングは楽しい

生きていると、毎日必ずやらなければならないことがいくつもある。

ご飯を作って食べるとか、それを片付けるとか、歯を磨くとか、仕事に行くとか、お風呂に入るとか、ビールを飲むとか、ウイスキーを飲むとか、美味しいもつ焼き屋を探すとか、夜空に輝く星を見上げて誰かを想うとか。

そんな感じで、たくさんある。生きていれば必ずやらなければならないことが。

その中のひとつ、洗濯。

私は、洗濯をするのは嫌いじゃない。
むしろ家事の中では好きな方だ。が、冬はねぇ…やっぱりちょっとやる気が半減してしまう。

冬の洗濯のイヤなところは、
・洗濯機がある脱衣所がさっっむい
・気温低くて乾きにくい
・厚手なものが多くて1回で終わらないことが多い
・干すとき外に出るのさっっむい
・部屋干ししたときの生活感エグい
・パーカーのフードのとこが一生乾かない
・上着を洗う頻度がよく分からない
・ポケットにドングリが入ってる

などなど、数え上げるとキリがない。

上着を洗う頻度は、みんなどれぐらいなのだろう?
ダウンジャケットとか、コートとか。

大人はそんなに汚さないから、月に1回とかでオケ?それとも見た目汚れてなければ冬の間洗わずにずっと着れる?
そういうの誰からも習ってこなかったから、知らないんですよねー43歳にもなって。お恥ずかしい。穴があったら叫びたいね。

「王様の耳はロバの耳ーーー!」

ね。

子供が幼稚園に行くときに着せてる上着を週1で洗ってるのだが、これはきっと間違い。2〜3日に1度洗うべきなのだと、最近分かってきた。

1週間着せた上着をちょっと洗ったら、こんな泥水になりまして。あれ?私いま野良犬洗ってるんだっけ?という錯覚に陥る。

見た目そんな汚れてなかったのだが、ハードコアな汚れっぷり。私としては登園と降園のときにだけ羽織っているもの、という認識だったが、園での外遊びのときも着て遊んでいるらしい。そりゃ汚れるわ…。それなら週1洗濯はダメだ。
野良犬みたいな上着を着せててゴメンよ…と反省した。

今日はまたこれ長男の上着が、きったない枯れ草だらけになっていた。なに?馬小屋にでも行った?

私「ねえ、今日お外で何して遊んだの?」
長男「え?Aくんと、しばふのうえをころがるレースだけど?」

ほうほう、、芝生の上を転がるレースか。ならばこの枯れ草だらけなのも納得だわ。
しかしこの草がまた、取れない取れない。どうやっても取れない。ブラッシングしても取れない、コロコロしてもいまいち取れない、洗っても取れない。くっつき虫より全然取れない。

というわけで、この某ニクロの激安ファーフリースジャケット、芝生のある幼稚園には向いてないことが分かった。芝生の上を転がるレースなんかしないタイプのお子様ならいいんだろうけれど、ウチはもうダメだ。

芝生でヒャッハータイプのお子様だから、芝生があると犬みたいに転がりまくる。だから上着も野良犬みたいになっとるんだな。じゃあ2日に1回洗わないとダメだ。めんどくさ。

かと言って、ダウンジャケット着せてもなぁ。汚すのは同じだかど、ダウンジャケットなんて頻繁に洗ったらすぐダメになるし。子供に「芝生で転がるな!」なんて言いたくないし。

どうすればいいんだ…もう早く冬終われ。

どんぐりのかけら

ポケットに入っていたらしきドングリが、洗濯槽の中から発見されることもしばしば。ポケットの中は確認するようにはしているが、急いでいるときは確認が甘くなってしまう。

伝説の石

この石も洗濯した服のポケットの中から出てきた。
庭にでもポイっとしようと思ったが、一応子どもに確認したところ

「それは捨てないで!伝説の石だから!」

「で、伝説の?これが伝説の石なの!?すっごい!マジで!?」

と、一応まあまあリアクション大きめに驚いておいたけど、普通に捨てたい。捨ててない私えらい。
彼らが存在を忘れた頃に「伝説」と書いて、庭に移動させておこうと思う。

こないだは配偶者のズボンのポケットにも何か入っていて、取り出して見たら定期入れだった。中にはSuicaと五千円札が1枚入っていたので、取り出して干した。

配偶者は大人だから、ポケットの中は確認してから洗濯物に出すようにしてくれ。なんて偉そうに注意しているが、私もこないだお気に入りの口紅をポケットに入れたまま洗濯しましたけどもね。


もう冬だから、とか関係ないな。
好きという割には、洗濯に関するトラブル多めなのである。逆に、トラブルが多いから好きなのかもしれない。

たとえば食器洗いでは、思いもよらない事件は起きないから。つまりそういうことだ。




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ハッカ・ナカソネ
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