シュウマイのすゝめ
去年の11月、蒸籠を買った。
前々からなんとなく欲しいなぁとは思っていたが、うだうだ悩んで購入には至らないでいた。
が、当時ハマって観ていたドラマ「VIVANT」の7話で、堺雅人が作っていた赤飯があまりに美味しそうすぎて、絶対作って食べたいと思った。
ドラマの中では蒸籠ではなく、普通の蒸し器で作っていたと記憶しているが、蒸籠でも作れるだろう。「決断をするのは今だ!」と思い、ついに蒸籠を購入した。
蒸籠を買ってからというもの、シュウマイをよく作るようになった。友人から、簡単で美味しくてヘルシーなレシピを教えてもらったのがキッカケだ。
よく考えてみたら、ギョウザは昔からよく作って食べていたが、シュウマイってあんまり家で作らなかったような気がする。
実家でも、母がギョウザを作っているのを手伝ったことはあるけれど、シュウマイは…食卓に登場したことすら無かったんじゃないかしら。
やはり、「蒸し料理」ということで少しハードルが高いのだろうか、シュウマイ。なんかちょっと面倒くさそうなイメージは、確かにあるかもしれない。
でも、作り方はそんなに難しいことないし、蒸籠が無くてもフライパンでも作れる。何ならレンジでも作れるらしい。
本格的で美味しい豚肉のシュウマイもいいが、今回紹介したいのは、我が家で何度も作っている、ダイエットの味方「高タンパク低脂質」なシュウマイだ。
簡単ヘルシー!鶏胸肉とはんぺんdeシュウマイ
ボウルに、上記の材料を全部入れる。
そして、混ぜる。
はんぺんを握りつぶしながらひたすら混ぜる。
私はいつもこの方法だが、「はんぺんはビニール袋などに入れて先に潰しておくと楽かもしれない」と、作るたびに思っている。
でも次作る時にはそれを忘れていて、いつもこのようにボウルの中で握り潰すスタイルでやらせてもらっている。ポンコツなのだ、脳が。
気が済むまで混ぜたら、「シュウマイの皮」に包む。
シュウマイってどうやって包むの?って毎回思うけど正解は分からない。
私の場合(右利き)は、左手で、双眼鏡の真似をするときの形を作って、その上にシュウマイの皮を乗せて、そこに餡を乗せながら手の穴に押し込み、周りを囲みながらギュッとやっている。(伝われ)
グリーンピースより枝豆の方が家にある確率が高いので、我が家ではだいたい枝豆を乗せているが、特にこだわりというわけではない。別に乗せなくてもいいと思う。
子どもがコーン好きならコーン乗せてもいいだろうし、ピスタチオ乗せてもいいんじゃないか。ダメか。
ところで、シュウマイの上にグリーンピースを乗せるようになった理由は諸説あるみたいだが、「ショートケーキの苺の真似をした」っていうのが個人的には1番好きだな。かわいい。
蒸籠にクッキングシートを敷いて、シュウマイを並べる。シートを敷かないと底にくっついて地獄を見る。シュウマイがシュウマイとして食べられなくなるのだ。
クッキングシートが無ければ、レタスとかキャベツとかを敷いてもいい。
お湯を沸騰させてぶくぶくにしたら、蒸籠をセットして15分蒸せば完成だ。
蒸し上がりを待てない系主婦は飲みながら待つ。
昨日は完成写真を撮ってなくて、コレはいつかの完成品。何度も作ってるから同じような写真がGoogleフォトのストレージを占領している。みんなアレどうしてるの?
このシュウマイ、はんぺんが入ってるせいか謎に「海老入ってる?」みたいな味がするだよな。私の舌がアホなだけかもしれないけど。
よりヘルシーにしたいときは、シュウマイの皮で包まずにレタスで包んでみたりしても良い。
これはレタスを刻んで、餡を包んでいる。
蒸し上がるとこんな感じ。
餡は鶏胸肉とはんぺんで出来ていて、皮がレタス。なんてヘルシーなんでしょう。いくら食べても罪悪感なし。
太りたくないけど食べたい、そんなわがままボディーな我々の強い味方レシピである。
フライパンでも蒸せる
これはフライパンで作ったバージョン。
クッキングシートの下に1センチぐらい水を入れて、沸騰させる。
蓋をして、やはり15分蒸せば完成。
火は中火くらい。もし水がなくなってたら足して。
ちなみに紹介したレシピの材料に、水を切った豆腐を加えてもいいし(その場合少し片栗粉を増やした方がいいかもしれない)、刻んだ椎茸とか入れると旨味がプラスされて良い。
アレンジして自分で「これはイケル!」みたいなのを見つけるのも、料理の楽しみのひとつ。
とか何とか言ってるけど、いつもテキトーに作っているせいで、二度と同じ味にならないのが私の料理の良くないところ。味はだいたい似ているが、毎回何かが違う。
ま、家庭料理なんてそんなもんでいいと思ってる。
そうそう、蒸籠を買うきっかけになった「VIVANT」に出てきた赤飯。絶対作って食べたい!と思った美味しそうな赤飯。
まだ1回も作ってない。