【脱線記事】インド人から見た日本
いつもの飲食店記事とは離れて、
昨日遭遇したインドの方との話を書きたいと思います。
彼は日本留学が長く、
日本語を上手く話すことができます。
初めての海外旅行がインドだった私は、嬉しくなって調子に乗って話ました。インドのカレーが美味しかったこと、何処の店に入っても結局カレーだったことが今でも面白くそのお話をさせてもらいました。
その中で、インド人が認める美味しい本場の味が頂けるお店を教えてもらいました。
こういうのありがたい
さて、さて、
本題の、インド人の彼からみた日本の話。
主テーマ『出勤時間と残業』
インド人「日本は仕事時間が終わっても働くよね、あれ何て言うんだった?」
残業ですね
インド人「インドは1残業ないよ」「5時、帰るんだったら、4時50分から帰る準備する」
パソコンのシャットダウンは5時?
インド人「5時にデスクを離れるイメージね。日本人は私がコンビニで働いてたとき(夜)10時とか11時とか来て、ご飯を買っていましたね」「インドではその時間は家で家族と過ごしているし寝ています」
納期が迫ったり繁忙期の時は残業?
インド人「営業担当の人はお客さんの都合で、終わりの時間が違うこと、あるけど、(日本みたいに)8時とか8時30分に仕事に行かないので、長く働くことはありません」「だいたい行くのは11時の所が多いね」
それ、仕事に行ってすぐランチやない?
インド人「そうね。3時間働いて1時とかに食べてるね。1時間~2時間ランチして、7時とか7時30分とかまで働くけど、20分とか30分の休みとかあってお茶飲んだりするよ」
休憩充実、休憩込み8時間労働のイメージ
インド人「日本人は残業あるからホントは5時だけど7時まで働くでしょ、おうちを早く出てるのに長いよね」「納期があっても残業は無いよ、そういう契約ない、残業代が無い、1週間いくらとか。たくさん物を作って納品しなくちゃいけなくても、前の日までに全部出来ればいいよね。そのためには何人いるかを計算すればすぐ解る数学が得意ねインドは。そのあと納期を決めるから、間に合わないことがない。終わらない時は、また明日するけど残業しない」
日本もそうやってる気がするけど、
何で残業になるんだろ?
インド人「日本人は残業することでお金が出るね。帰らないことが普通になってる。だいたい家族と過ごす時間が少ないよ。大学生からひとり暮らしして家賃払うからバイトしている。インドは学生は家族と過ごすよ、勉強しなきゃ。生活費は両親が払うから楽だね」
日本人のバイトみたいな、
パートタイムジョブの人は居ないの?
インド人「日本はパートタイムジョブは働き方だけど、インドは業種からパートタイムジョブになるんだよね、メイドやゴミを片付ける人、チャイを沸かす人なんかは時給とか1ついくらとか。」
インド人って賢いでしょ?ITとか。
インド人「そうね。I I T、僕の大学なんかも、そうだけど、試験の答えが間違うと三角とかなくて、減点される。日本と違うね、高得点を取ることが難しい。日本は加点だから点数が取りやすいね」(この方は、ITに特化したインドの先進大学を卒業したうえで日本で研究生になっている)
これから日本でどんな人になるの?
インド人「熊本に行って工業系の会社の研修生になるよ」「エンジニア」
なんか心配なことある?
インド人「残業は心配」「行ったら教えてもらうこと有ると思うけど、仕事が終わった後でみんなで教えてくれる、嬉しいけど、残業だよね」
それ日本らしい残業
どうして時間内に教えてあげられないんだろ
私も思い当たるとこある。
病院勤務時代、
そういうのたくさん見てきた。
インド人
「お金が出るからじゃない?笑」
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何気ない話だったけど、ずいぶん違う。
価値観、働き方、、、
なのに学べる国だと、日本に来てくれて
私はサラリーマンや組織人ではもう無いけれど、こういう話はお店でもよくしていて、残業せずとも生産性の高い事が出来る国(会社)と、残業が常態化したうえで成り立っている国(会社)
家族と過ごす時間
というのが有るからなのか、
残業が無いから家族と過ごせるのか。
結論は無いけれど、面白い話だった。