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今更ながら中古本屋の魅力を発見

 最近は読書量が少なくなっていたこともあり、2024年8月は読書月間にしようかと考えています。ところが何かと入り用で出費が重なったこともあり、普段はあまり行くことはなかったのですが、偶然にも近所の中古本屋に立ち寄ってみました。

 すると、中古本屋には次に挙げるような魅力があり、読書月間中には中古本屋を大いに利用しようかと考えるに至りました。

(1)値段がお手頃なので気軽に色々な本に手を伸ばせる
(2)掘り出し物の本を見つけられる場合がある
(3)本の配置が無作為なので普段は目にしない本に出会える

(1)値段がお手頃なので気軽に色々な本に手を伸ばせる

 普段行く本屋で新品の本を買おうとすると、値段の関係で興味を持っても買うことを躊躇う場合が少なからずあります。ところが、中古本屋は本来の10分の1以下の値段で本が販売されていることがあるので、普段の本屋では購入を断念するような本も気軽に手を伸ばすことができます。

(2)掘り出し物の本を見つけられる場合がある

 例えば先日、ある専門書を買うことになりました。普段行く本屋ではその新品が4000円近くするのに対し、中古本屋ではその中古品が200円で買えました。中古で同じ本をインターネットで探したら、2000円から3000円近くの値段だったので、200円はかなりの掘り出し物でした。
 さらに面白いのは、同系列の別の中古本屋で同じ本を見てみたら、インターネットと同じくらいの金額でした。私は物販を含むインターネットビジネスは全くできないのですが、それを得意とする方たちはこういう所を上手く見つけて、物を仕入れているのかもしれませんね。

(3)本の配置が無作為なので普段は目にしない本に出会える

 インターネットで本を買えるのにも関わらず、本屋に行きたい衝動に駆られる理由として、興味をそそられる本との偶然の出会いがあります。インターネットではアルゴリズムに従って私の嗜好に合うような本が目につくようになるわけですが、本屋ではそのようなことがありません。
 ところが、普段の本屋では書棚の配置を覚えているので、考えようによっては、上記で述べたアルゴリズムと大して変わらない場合があります。そのような中、中古本屋は皮肉ではなくある意味で画期的でした──書棚の配置を知らないということもありますが、様々な分野の本が分散して無作為に書棚に配置されているのです。この結果、従来のアルゴリズムが機能せず、普段は目にしないような本に出会える確率が高まりました。



今以上のやる気につながります!