あなたの姿勢はどのタイプ??~自称・「姿勢の専門家」にご注意を!!/連載コラム vol.49
※初出:岩手日報ぽらん(2018年4月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。
読者の皆様こんにちは。
私は姿勢ケアの専門家・『姿勢科学士®』にして
『国際容認基準カイロプラクター』の
Dr.小野寺デス。
突然ですが
あなたの姿勢は
下図①~④のどれに近いでしょうか?
また
どのタイプが『理想の姿勢』だと思いますか?
姿勢医学の観点から
最も身体的トラブルを
起こしにくいのは④です。
脊柱の3つのカーブ
(頸椎前弯+胸椎後弯+腰椎前弯
=生理的弯曲)のクッション機能が
体重負荷を分散させ
各所への物理的負担を
軽減させるからです。
③はいわゆる『反り腰』で
日本人の場合、妊娠期に多く見られる姿勢。
逆に臨床上、非常に多いのが
『猫背』や
『高齢者姿勢』などと呼ばれる②で
運動器への負担が大きい姿勢です。
見た目に問題がないようで
実は
脊柱の生理的弯曲の緩衝機能が働かない為
②と同じく身体的負担が大きいのが
①の『平背』となります。
私たち姿勢の専門家は
④の状態を目指して姿勢を調整します
但し注意が必要なのが
①~③に分類されたとしても
その原因は十人十色であり
万人向けの姿勢改善の方法はないという事。
だからこそ
『姿勢変化の原因分析』と
『改善方法の処方』には
『大学レベルの教育』が必要なのです。
『自称専門家』にはご注意を!!
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