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祖母に〈短歌〉

きょうだいに逢えていますかお父ちゃんお母ちゃんにも逢えていますか


七度目の命日が来てあと十日誕生日来る百七回目


年を経るごとに似てくる血縁のひとりであると襟足を撫づ


むらさきの夕空でした百年のまだ半分に満たないこの手


もしもまた逢えたらきっと手をつなぎ歩いてゆこうまたまたいつか



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