2022年2月 南紀勝浦 ホテル浦島~太平洋の日の出
昨年2月、久しぶりに夫と1泊旅行に行きました。
和歌山県・南紀です。
和歌山県の南紀といえば、世界遺産に指定された「熊野古道」があります。
熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の、いわゆる「熊野三山」にいたる参詣道です。
昨年2月21日、まず向かったのは「熊野速玉大社」です。
熊野の地は、古来より「熊野権現信仰」が全国に広がりました。
「蟻の熊野詣」という言葉まで生まれたくらいです。
熊野三山のひとつ、熊野速玉大社は、和歌山県の新宮市にあります。
朱塗りの社殿が、実に鮮やかです。
この日は、とても良いお天気でした。
気持ちのいい参拝ができました。
さて、熊野速玉大社を後にして…
宿に向かいます。
この日予約していたのは、那智勝浦町の、ホテル浦島です。
海に面した洞窟にある温泉「忘帰洞」が有名です。
今から14年半前…
夫と初めての旅行で宿泊したのも、ホテル浦島でした。
以来、もう何度も泊っています。
ホテル浦島は、勝浦湾に突き出た半島に建てられています。
ホテルから少し離れた駐車場に車を停め…
そこからバスで、勝浦桟橋まで。
桟橋からは、船でホテルへと向かいます。
船で向かう、というのも風情があっていいですね。
…と言いたいところですが。
現在は、駐車場からバスで直接ホテルに行くことができます。
ホテルの船着き場に到着。
亀さんが出迎えてくれます。
さっそく、チェックイン。
ホテル浦島の館内は広大で…
勝浦湾に面した本館となぎさ館、太平洋に面した日昇館、半島の低山狼煙山に建てられた山上館があります。
この日泊ったのは、太平洋に面した日昇館でした。
お部屋は、こんな感じです。
窓の外には、太平洋の広大な景色が広がっています。
絶景!!!
海は広いな大きいな!
さて、ホテル浦島といえば、太平洋に面した洞窟に、温泉が湧いています。
有名なのは、忘帰洞。
大正時代、紀州藩の徳川頼倫公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたのものです。
洞窟の中に温泉!
しかも雄大な太平洋を見ながら!!!
…最高です。
ただ、昨年私と夫が泊った「日昇館」からは、ちと遠い。
徒歩8分ほど。
(それほどホテル浦島は広大なのです)
で。
日昇館は日昇館で、ちゃんと洞窟温泉があるのです。
その温泉こそ「玄武洞」です。
忘帰洞ほど大きくはないですが…
洞窟の岩肌が迫ってくるような、大自然が作り出した不思議と美を感じる温泉です。
もちろん、玄武洞からも太平洋をのぞむことができます。
そして…
昨年、玄武洞にて入浴した後、体がいつまでもポカポカしたのを覚えています。
それもそのはず。
ホテル浦島は、10の源泉があるのですが…
その中でも、玄武洞の湯は「特に濃い」お湯なんだそうです。
もちろん源泉かけ流し♪
温泉を心ゆくまで堪能しました。
あらためて。
日昇館は、太平洋に面しています。
翌日の朝、なぜか早い時間に目が覚めた私と夫。
時刻は、6時10分。
水平線が、うっすらとオレンジ色になっていました。
少しずつ、空全体が明るくなってきました。
6時35分。
太陽が昇ってきました。
6時39分。
6時43分。
太陽が完全に姿を現しました。
海から昇る日の出を、初めて見ました。
泊った部屋が「日昇館」。
なるほどな、と思いました。
温泉、そして朝日。
もう何度も泊っていますが、この宿が大好きです。
そして…
来週の月曜日、1年ぶりにホテル浦島に泊ってきます♪
楽しみ!!!
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