子どもはときに、親が思うよりずっと大人だ
先週は参加しているメンバーシップ「ゆるふわ会」で、良かったことを毎日報告し合う週でした。
今回はそのまとめ記事です。
本当は昨日アップしたかったのですが、具合が悪くなり今日に延ばしました。
私の先週良かったことはこんな感じです。
ひとりの時間と、家族との時間
先週から息子が夏休みに入りました。
数日間は息子と家で過ごす時間が長く、一緒に遊んだりするものの「ひまだ~」と言うため、結構うんざりしていました。
うちの息子は普段放課後デイサービスに通所しています。
息子が多動ぎみなのと、私が育児で消耗しやすいため、2年前から現在の通所先にお世話になっています。
小1初めての夏休みで、終業式前後はかなり疲れがみえたので、休みに入って数日は家で過ごさせていました。
息子はとにかく賑やかで、静かに過ごしたい私や夫と正反対。
常に喋る、動き回る、何かしていたい。長時間一緒だと呼吸が浅くなってきます。
そのなかでも、良かったことの記録をつけていると日々にちいさな楽しみを見つけることができました。
また、金曜にひとりのお出かけ時間を堪能した一方で、土日は息子と出かけたり、家族でお祭りに行ったり……。
ひとりだと自分のペースで行動できて、文具など好きなものを見て回り、ランチもある程度好きなものを食べられます。
好物であるタリーズのジェノベーゼパスタを久しぶりに味わえました。
家族とのお出かけは、やはり息子優先になります。
息子はまだまだ手がかかるけれど、美味しいものを一緒に味わったり、家族がいるからこその楽しみがあります。
どちらの時間も大事なんだろうなと改めて思えました。
私よりずっと大人な息子の一言
2人だけで出かけるとき、息子は「デート」と言いとても楽しみにしてくれます。
基本的には息子の意思を尊重しながらで、自分が見たいところはほとんど見られません。
それでも土曜のデートでは嬉しいできごとがありました。
ちょっと過去の話をします。
息子が年中の頃一緒に出かけた際、私はある店で暑さに疲れた息子に厳しく接してしまいました。
保育園で必要なものを買わなければいけなかったので、会計して店を後にすると、「あのお母さん怖かったねー!」と若い女性店員が背中越しに言ったのです。
確かに私がアイスでも食べに行こうかとなだめてやれば良かったのかもしれません。
それでも子連れの母親に対して、聞こえる声で言う無神経さは今思い出しても本当に腹立たしくて、許せません。
そのお店には以後足を運んでいません。
「初めてのデートのとき、お母さんすごく怒ってたよね」
行き先が同じだったためか、バスのなかでおもむろに息子が話しかけてきました。
さすがにもういやな気持ちになりたくなかったので「そうだったね」と苦笑交じりに返すと、息子はさらにこう言ってくれました。
「あの頃のことなんてもう関係ないよ」
息子は私と違って気持ちの切り替えが早い子です。
当事者でもないので、本当に「取るに足らないこと」として言ったのでしょう。
あの許せないできごとを、息子がいとも簡単にあしらってくれて、大げさかもしれないけれど私はようやく救われた気がしました。
いつも面倒を見てばかりの息子が、自分よりずっと大人に思えた瞬間でした。
◇
息子との会話はさすがに経緯を話すと長くなるため、記事で言及しました。
思い通りにばかりいかない暮らしのなかでも、良かったことはたくさんあるし、見つけられる。
そういった幸せな気持ちになれることを大切にしたい。
自分の日々からも、メンバーの皆さんの投稿からも感じ取れた一週間でした。
※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。
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