届けたかったのは、安心と癒しだった #自己探求の12日間
noterのやまだめぐみさん主催の企画「ハッピーで自分らしい働き方を!自己探求の12日間」ワークに参加しています。
今回は総仕上げの回です。
初回、2回目は「好き/得意」「嫌い/苦手」に関するワークを行いました。
そちらの様子は過去記事にて。
※ヘッダー画像のタイトル部分が間違っていたので修正しました。すみません!
今回は以下のワークに取り組んだ結果、どのような内容を見出したのかお届けします。
③自分の喜びをもたらす価値観を追求する
この項目では、2種類の価値観を追求します。
・「好き/得意」から「より豊かな人生を送るために必要なもの」
・「嫌い/苦手」から「自分を守るために必要なもの」
「好き/得意」からは、以下にあてはまる項目を探し、その行為が意味するキーワードを考えました。
私の場合は、例えばこのような行為があてはまりました。
・細部まで丁寧に仕上げる、気を配る
・相手が喜びそうなプレゼントを探す
・好きなものについて文章で語る、話す
逆に「嫌い/苦手」からは、譲れないもの=自分が守りたい領域が何であるかをキーワードにします。
その結果、双方から見出した価値観はこのようになりました。
前者は「探求・発見」が新たに自覚した項目でした。
考える→自分なりの答えを見つける、あるいは「これさえあればいい」と思えるとっておきのものを探して、手に入れる。
「探求=quest」なので、RPGのドラゴンクエスト好きとしてもしっくりきました。
後者は10代の頃から大切にしている項目が多く、納得です。
特に「安心」は欠かせないものだと改めて認識しました。
時間・金銭・人・場所など、あらゆる側面から理想とする働き方を思い描く
こちらは、大まかに2つの質問に答えて「提供したい価値」「理想とする生き方・働き方」を見出すワーク。
質問1は、「人生最後の日を迎えたとき、あなたの人生をどのように語ってほしいですか」。
それぞれ親族、友人、仕事関係の人を想定して考えます。
質問2は、「3年後、あなたはどのように生きているだろうか」。
仕事、時間の使い方、お金や所有物、人間関係、場所(環境)の5つについて想像するものです。
ワーク全般において「公開できる範囲で構わない」という趣旨のため、具体的な内容は伏せます。
質問1から得た「提供したい価値」は、このようになりました。
先ほどとはまた異なるキーワードが出てきました。
これらは最終的なワークで重要な意味をもたらします。
質問2についても、3年後という比較的現実味のある未来を想像することで、理想とする暮らしの目安になりました。
人生のミッション・ステートメントを立てる
「ミッション・ステートメント」とは、個人の憲法や信条、企業でいうと理念を表すもの。
主催のめぐみさんはミッション・ステートメントの立て方として、以下の項目を提示しています。
①と②に関しては、手書きで書いたものを公開します。
①は「30品目のサラダ」みたいですが……これまで出てきた価値観を総括すると、このようになりました。
補足すると、「面白い」よりは「ユーモアを忘れない」でしょうか。
②が個人的に特に大きな発見でした。
私は何年か前に書籍『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』のワークを実践して、似たような項目の答えを出していました。
そのときの答えは、「自身を好きなことで満たして人に優しくなる人が増えて、人間同士の摩擦を減らしたい」といったものです。
ミッションとして掲げた一方で、人が変わるのはあくまで自分次第ですし、救いようのない人もいると感じていました。
そのため、今回出した答え「自分が信頼している人と支え合い、癒しや喜びを提供したい」は、手の届く範囲・自分が本当に大切にしたい人に向けたものとなり、心から納得できたのです。
③の土台となる価値観は文章に散りばめられているため、省略します。
そして、肝心なミッション・ステートメントです。
ちなみに、こちらは文章以外の形で表してもよいとのこと。
正直なところ、①と②で十分表せているのではないかなと判断しました。
ですが、ここまでワークに取り組んできたのなら、現時点で出せるものを出すのが筋というもの。
私のミッション・ステートメントは、ストレートに文章で表しました。
既に取り組んでいることで、本当に伝えたいものが何なのか。
それが大きく塗り替えられたのが成果でした。
もし生活や活動で違和感を感じたとき、また節目を迎える際は適宜見直しをしたいです。
決意の宣言
最後に、決意の宣言。
今までのワークを踏まえ、今から始められる一歩を見つけ出し、具体的に何をするか表明します。
ここで気をつけたいのは、「一旦焦りや不安を取り除いた一歩を考える」ことだそう。
なので私も、現在の決意として今できるスモールステップを宣言します。
このワークだけでなく、就労相談やオンラインを介してのアドバイス、今までの経験から感じたことが集約された内容になりました。
もちろん、全てを100%こなせるわけではありません。
自分ではどうにもならないこと、気をつけているつもりでも失敗することもあります。
一気に何でも叶えようとするのではなく、時々立ち止まって、行き過ぎていないか、家族や自分、家のことをおろそかにしていないか、確認していきたいです。
ワークを終えて~これからのこと
焦るのが嫌いなのに、私は再就職への強迫観念や、労働で収入を得ていない後ろめたさを勝手に感じていました。
前に夫に打ち明けたところ、「焦らなくていいんだよ」と言ってくれました。自分の心が明るいほうを向けるのが一番だと。
そもそも、「働く=収入を得る」だけが全てではありません。
家事や育児も、金銭的な報酬はなくとも「働いている」のだと、就労相談のカウンセラーさんも言ってくれました。
まずはそれを認めた上で、今後どういった働き方をしたいのか。
ストレートにやってみたいのは、やはり現在の取り組みの発展形であるサービスの提供です。
以前、似たような試みに挑戦して大きくつまずいた経験があります。
さまざまな要因がありましたが、自分のやりたい気持ちが先走っていた気がします。
だけど色んな経験を経て、さらにこのワークで自分がどのような環境下で、どんなことを提供したいのかはっきりと輪郭を持った今なら、「相手にとってどういいか」を熟慮したものを出せるはずです。
運営しているWebマガジン「テラス手帖」では、すでに提供したいサービスの一端を発信しました。
希望を見出しても、実行するとなると話は変わってきます。
正直、構想を練るわくわくと不安が交互に押し寄せる日々です。
無理してるのかなとも思います。
だけど、「安心していたいから今まで通り」では、ずっと悩み続けるでしょう。
不安なのは真剣に考え、挑戦している証なのだと私は思います。
◇
以上で、私の「#自己探求の12日間」は終わりです。
主催のめぐみさん、同じく参加者のsuzuさんの記事も拝読しながら、とても充実したワークとなりました。参加してよかったです。
長くなってしまいましたが、お付き合いくださり、本当にありがとうございました。
このnoteは変わらず、好きなことを素直に綴っていきます。