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筋力とは?体は大きい方がいいの?

こんにちは!
突然ですが、
筋トレしてますか?

世間は空前絶後の
健康ブームで、
トレーニングしている人は増えているのではないでしょうか?

また、
コンビニでは、糖質カットの食品やタンパク質のたくさん入った食品などを
気軽に手に入れることができます。

シニア層においても
長く元気で日常生活・趣味を楽しむために、
運動もしくは筋力トレーニングが推奨されており、
筋力向上による転倒予防にも効果があるとされています。

このように、

老若男女問わず
筋力トレーニングによって、筋力の向上は必ず起こります。

そこで、筋力とは何かを知っておくことで
トレーニングによって、
自分の体を
どのように変化させていくのかを
意識して目標に向かうことができると思います。

そして、トレーニングの効果を
より効率良く得る事ができるのことでしょう。

筋力とは?

筋力があるということは力が強いということですが、
身体の大きな人の方が、力が強いのでしょうか?

答えはNOです。

スポーツにおいて、身体の小さい選手が大きい選手を打ち負かす局面を見たことありますよね?

筋力とは、筋の断面積(太さ)神経支配(神経系のトレーニング)によってきまります。

だから、体が大きくても、トレーニングをしておらず、
筋肉に神経が支配がされていなければ、
トレーニングをしている身体の小さい人より力が発揮できないということがあります。

筋肉を太くすることと、神経をトレーニングすることは少し方法が違ってきます。

筋肉の太さを向上するトレーニング

一般的な筋肉を大きくするため(筋肥大という)のトレーニングとして、
従来から提唱されていることは

8~12回で限界が来るような負荷・重量設定で、3セット

である。

しかし、新たに、

総負荷量をあげれば同様の効果が得られる

という研究が提唱されました。

総負荷量とは、
低強度のトレーニングでも20回30回と回数を増やすことで、
筋肉に対する負荷を重量ではなく、回数で増やしていくという考えです。

例をあげると、
100キロのおもりを3回×3セットすると、総負荷量は、900となります。(100×3×3=900)
50キロのおもり10回×3セットすると、総負荷量は、1500となります。(50×10×3=1500)

この場合、50キロでトレーニングした方が、総負荷量は高くなりますので、50キロの方がトレーニング効果は高くなります。

この総負荷量の考えによって、
重いおもりを持ってトレーニングができない
シニアの方や心臓系の疾患などの方々
にも
低負荷のトレーニングで筋肥大ができるという根拠ができました😊



神経系のトレーニング

神経系のトレーニングと聞いても
イマイチパッとしませんよね?

できるだけ、わかりやすく説明しますね!

僕たちは
体を動かすときに、脳が「どう動くのか」をプログラムして、その命令は神経を通して筋肉に伝わってから筋肉が働きます。

つまり、体がスムーズに動くのは、脳と神経が的確につながっているからなんです。

また、脳は目や耳、手足からの感覚から入った情報をすばやく処理して、全身に張り巡らされた神経系に命令を送ります。
脳はとても賢いので、いろんな状況に合わせて「体の動き」や「力の加減」を調整しています

神経系のトレーニングはたくさんありますが、
例として、下記の様なトレーニングがあります。

バランス
(体勢が崩れたときに、立て直すこと。不安定な姿勢や物の上やバランスを取るトレーニング)

反応能力
(音や人の動きなどの情報をすばやく察知して、正しく素早く動き出すトレーニング)

このように、
筋肥大をさせたい場合は
その筋肉単体を働かせることになりますが、
神経系のトレーニングは
いろんなカラダの部位を動かして、コントロールするということが
必要なります。

まとめ

このように、筋力を向上させるためには
筋肥大と神経の働きが必要であることが理解できたと思います😊

スポーツやシニア層の方のトレーニングでは、筋肥大も必要かもしれませんが、
神経系のトレーニングも忘れないようにしましょう🫡

最後に、
体の小さい人でも大きい人に打ち勝つ事ができると記載しましたが、
結局、体の大きい・筋肉が太い人の方が有利なんです。

それは、
先ほどの通り、筋力とは、筋の断面積(太さ)と神経支配によってきまります。

大きい人はすでに筋肉を太くしなくてもトレーニングによって神経を刺激するだけで筋力は得られますが、
筋肉が細い人は、神経と筋の断面積の増加の両方させなければならないので。


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