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ステージに立って歌う夢を見た、ような気もする、風邪引き7日目の遅すぎる寝起きだった。
目が覚めた。
11:38
日はとうに昇りきっていて、部屋は明るかった。よく今の今まで目が覚めなかったなと思うくらいに。
暫し、ぼんやりと天井を見る。
何かを思い出す。
というか、何かが、思い出される。
文章でもなく映像でもなく、多分感覚。
夢を思い出す時って、多分感覚なんだ。
ステージに立って歌う夢を見た、ような気もする、風邪引き7日目の遅すぎる寝起きだった。
アイドルは人生を狂わせ続けることで、オタクは4600円を払い続けることで、出会うはずのなかった運命を捻じ曲げて共に生きる
(2022年7月に書き始めた文章です)
まず。
「オタク」という呼び方はあなた方に対して多分したことがないし、馴染みもないし、あまり好きとも言えない、けれどあまりに一般的な呼称だから、「いわゆる」という意味で使ってみました。
私は「応援してくださる皆様」というような呼び方をします。
私はいわゆる「地下アイドル」であり、それとも並行して約8年間いわゆる「地下アイドルオタク」だ。
イ
離しかけた手を離してしまった私へ
「すり抜けた手 二度と離さない」
これは『ホリゾント』の終盤、私のソロ曲から引用したパート。
・
「なもちゃん〜作詞しない?」
ある日の中山さんからの連絡。
こんな、ナンパみたいな作詞依頼があるか?
と、思いつつ、一年以上待ち望んでいた機会に、私は1分で返信をした。
マラカスを振っている金髪の髭のひとのスタンプが来た。
「ちょっとまだ曲はできてないので、詞先で!暗いやつ!」
終わっていく日々の日記
3/13
最後のボイトレだった。
11月半ばからボイトレがなかったから、解散しますと先生に伝えるのと有難うございましたを伝えるのが同じ日になってしまった。
3人での合同ボイトレは2回目。前回はワンマン前だった。あの時はなんだかなかなかまずい感じで、「みんなちゃんと他2人を見て」「ワンマン直前でこれは……思った」と言わせてしまった。
基礎を終えて、「ホリゾント」を練習させていただいた。私たち
一蓮托生なんて馬鹿げてる
目が覚めた。午後ニ時半。
3/21は終わって、私はアイドルではなくなっていた。
とはいえ何かが目に見えて実感を伴って変わっているわけでもなく、ただ、目が覚めた私がそう
認知することで、私はアイドルではなくなった。
・
ここまで書いて、書けなくなって、noteを閉じた。
ようやく気が向いた28日。1週間が経った。
この1週間の生活。
くだらないし情けない記録から。
ポエトリー