読書嫌いが読む「知識を操る 超読書術」
読書が苦手
わたしは読書が苦手です。
特に実用書やビジネス書は、1ページも読み終わらないうちから、眠くなります。この本も3カ月かけて、読み終わりました(;^_^A
そんな読書苦手や嫌いな人が「有意義な読み方」ができるようになる本が、
「超読書術」↓です。
このブログをおすすめの人
✅本を読むと眠たくなる
✅読んだ本の内容が記憶に残っていない
✅本を読む習慣を身につけたい
✅一冊の本をとにかく読めるようにしたい
本を読むのが少し楽になります。
読書する目的
DAIGOさんの読書は「アウトプットするために読書をしている」という
前提があります。
わたしのような読書嫌いや苦手な人は明確なアウトプット(日常に応用する)
の前提がそもそもありません。
あっても、何となく本の内容が頭に残って、実生活で役に立てばいいなぁくらいです。
それでも本をすらすらと理解して読める方法はないかとを読み解き、要約しました。
結論
本を読む準備が必要
①本を読む前
何を得たいかの目的を明確にする
知らないことを知りたいという好奇心をもつ
セルフテストで自分が本を読めない理由を確認する
②本を読んでいる時 自分なりに感情をいれて要約しながら読む
③読んだ後 テストして知識の定着化
本を効率よく読むには
①本を読む箇所を減らす=スキミング(拾い読み)
本は全部読む必要がなく、
自分が知らない・知りたい箇所を読めばよいのです。
それは本の表紙や帯、目次を見て、自分の知っていることと知らないことが
半々の内容の章や見出しから読み進めてください。
読むべき本も8割はすらすら読むことができて、2割くらいが分からないが基準。
それ以外の、理解できない本や理解できている本は読む必要がありません。
わたしも目次から見て、読みたい章から読み進めるようにしています。少し楽に本を読めるようになりました( ´∀` )
②本の構造を知る
筆者の主張は「しかし」や「つまり」の後にあります。
文章は構造上、始めは導入部分「見出し」・最後の結論部分を読めば、
要点がつかめるようになっています。
結論を読んで分からない時は「具体例」を読み、理解を深めます。
具体的な本の3つの読み方
特に①と②が大切になります。
①本を読む前
【「メンタルマップを作る」=モチベーション維持】
メンタルマップとは
その本を読むことによって何を手に入れたいのかを考える、ということです。
これが一番重要です。
具体的には
✓なぜこの本を読むか
✓この本から何を得たいか
✓読んだ後どういう状態になりたいか
ダイエット本なら「痩せて、好きな服が着たい」
「早起きをして○○の時間を増やし、仕事で成果をあげたい」など。
これらをメモってしおり代わりにするか、スマホにメモってそばに置く
何度も見直して、再確認しましょう。
ですが、読む前にどんな内容か知らない本の目的を具体化することは
難しいですよね。
以下の方法を試してください。
【予測読み】
目次を見る
前書きや見出しなどを見て、「どんな内容の本なのか」予想を立てます。
この時に必ずメモをとることです。
例えば、2章にはこういう内容の話だなとか。
ポイントは「外れるような予想でもよい」ということ。
むしろ「外れる」という「意外性」が記憶に残りやすいのです。
そして、一番興味のある章から読みます。
【メモをした内容を答え合わせする】
その見出しの最初と最後を見ます。
前述したように結論は本の全体の中では
「なぜなら」などの後に書かれていることがほとんどで、自分の予想を答え合わせします。
ここで、自分の予想と知らなかったことを両方書き出すことで、
視覚的にも認識できます。
【セルフテスト】
自分の今の読書力を認識します。
10個のチェックポイントで理由と対策を確認。
①十分な時間とモチベーションが足りない→すきま時間に「とりあえず読んでみる」
②集中力の維持ができない→タイマーをかけ、読む。
③読むスピードがなかなか早くならない→あまり意味がない
④ボキャブラリー不足→初めて見た単語・難しいと思う用語を単語帳に書きだす。
⑤本のどの部分に集中すべきか選べない→目次から優先順位の高いと感じた1つの章だけを読む
⑥新しい理論、細かい情報を理解できない→自分の知識との共通点を見つけ、理解をすすめる
⑦メインのポイントと議論のポイントがつかめない→読むべき箇所と飛ばしてよい箇所を見分ける
⑧エビデンスの価値が測れない→エビデンスがない実用書は読む必要がない
⑨本の内容を理解するための知識や経験がない
⑩馴染みのない分野である→入門書を読み、背景となる知識をつける、マンガもよい
②本の読み方
本の内容を理解しながら読める有効的な方法を紹介します。
要約読み
本の章や見出しごとに自分なりに要約していきます。
「要するに○○ということでしょ」と。
この時に大切なのは「自分の言葉で感情を入れる」ことで、
理解を深めることができます。
他にも
「視覚化読み」
自分の頭でイメージしながら、映像で読む
「つなげ読み」
自分の体験や知識を結びつける
「質問読み」
読むというインプットと疑問と回答を作るというアウトプットで理解を深める
17の効果的な質問例もあり
③読んだ後 アウトプットして、知識の定着化
読んだ内容は読み終えるころには忘れしまっていることがほとんどです。
これは短期記憶で、新しい情報が入ってくると忘れてしまいます。
これを定着=長期記憶にするには忘れるころにアウトプットすることです。
ここでいう「アウトプット」はクイズのようなテストをして
忘れかけた頃に思い返すことです。
本のレビューを書くなども効果的ですね。
出来れば、5分くらいは考えて、悔しい、もどかしい気持ちを起こさせます。
この気持ちこそが記憶の定着化につながります。
「超読書術」には続きがあり、
・上手くアウトプットする方法
・テクニカルタームで聞き手の心をつかむ
・SPICEの視点 人をその気にさせる説得の公式
・思想書と科学書のダブル読み
といった具体的な知識を自在に操る方法=アウトプット法も書かれています。
こちらは良ければ、本書「超読書術」で確認してください。
DaiGoさんの読書術
DAIGOさんは心理学などの科学的な根拠から有効的な「読書法」を導き出し、実践しています。
DAIGOさんが知識を自在に操れるのは
「どのようにアウトプットするか」を常に意識しているから。
・事前準備をしっかりし
・メモをしたり、思考をしながら読み進め
・読んだ後はテストをして長期記憶に変え、アウトプットをする
の「超読書術」を実行しているという結論になりました。
わたしの読書法
わたしのような読書嫌いの「読書術」は
重要ポイント
「メモをとること」
スマホにメモるでもよいです。
「自分の目的」「発見や気づき」
この2点だけでもメモをとります。
【詳しい手順】
①目次を見て、自分の目的の答えを予想。メモをとる。
一番興味のある箇所から読む。
②その中で知らなかったことや
面白い、意外なことなどをメモに取る。
③メモした中で実践できそうなことをする
という超読書術の解釈になりました。
わたしやDaiGoさんの読書法を参考にしてください。
【まとめ】本を読もう
「超読書術」には他にも有効的な読書法・記憶方法・睡眠法などを
各章やコラムにたくさん載せてあります。
1つの章は適度な文量で、イラスト挿入・重要な箇所は太字で簡潔にまとまてあります。
どの章から読んでも、構いません。
ぜひ、手に取って好きな章から読んで、あなたにあった読書法を見つけてください。