怒りの中の悲しみ
今日も怒りたくないのに
怒ってしまった。
何度も「怒りたくない」と思えば思うほどに
怒ってしまい、そのあと自己嫌悪と罪悪感の渦に飲み込まれて、
寝顔をみては「ごめんね」」という。
過去のそんな自分を思い出して
今、この言葉を書いています。
様々な本やセミナーで心の学びをしたり、
今はyoutubeなどでも
心理学なども学べて本当にありがたい時代になり、たくさんの情報に触れていくと
はっきり、わかる
怒りは第二次感情であること。
怒りって、じつは
「悲しみ」「期待してたことが叶わい」「思い通りにいかない」「寂しさ」「もどかしさ」「くやしさ」などの心のSOSの現れ。
泣いてもいいような場面ですら、怒る人もいるくらいなこともある。
子育て中に子どもへの怒りが収まらない、
もしくは、子どもの関連する出来事において
その原因となる人への怒りが止まらない。
そういう時は、その怒りの感情を
よく観察してみると
気づけることがある。
ただ、怒りのスイッチが入っているときは
心理的危険状態でもあり、アドレナリンもでて、自分をコントロールできなくなる場合もある。
怒りの中身をのぞくと
そこに「心のケガ」(トラウマ)をしている
自分がいるかもしれません。
子育てと怒りの循環の正体の中に
子ども時代に傷ついた自分が癒えない心の傷を、SOSとして怒りで表現しているかもしれません。
怒りがなかなか止まらない人へ。
自分の心(胸)に手を当てて
深呼吸をしてみて
自分の心に聞いてみましょう。
「よく頑張っているね、なにが怖くてなにが悲しいかな?」と、
そっと優しく聞いてみましょう。
きっとなにか思い当たることがあるかもしれません。
子育てしているすべての方に
心に癒しを。
ただ、これはとても時間がかかると思います。
ゆっくりでも、一歩ずつ自分を癒し大切にしていきましょう。
ある意味、「これて一瞬でよくなる」ということは、なかなか、ないと思います。
世の中には「こんな声かけするといいよ」「〇〇式子育て」というのが
たくさんあります。
もちろん、役にたつものも大切ですが、その〇〇をやる、実践する自分の心が安らいで安定していけば、きっと見える世界や、なにかをしようと思っても、気持ちが楽になってきます。
勉強熱心であればあるほど、
息苦しくなることもあります。
ゆるやかに、おだやかに
「まぁいいか。」の気持ちを育てていきましょう。
そのあたりも、境界線がしっかりしてくると
まぁいいかの達人になれると思います。
今日も子育てお疲れさまでした。
お読みいただきありがとうございます。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように
やまがたてるえ