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【後編】白菜だから下茹でなし!「白菜の豚肉ロール」こぼれ話
こんにちは。母めし研究員のジョーと申します。
代表の大久保さんから、前回紹介してもらったレシピは【白菜の豚肉ロール】。
今回は、大久保さんから聞いたこぼれ話。そして私が作ってみた感想です。
■白菜について
寒い時期に甘く美味しくなる白菜。生でも火を通しても食べられるので、下茹でしなくて良いのが、栄養的にも優秀だし時間短縮にもなります。
また、切り方で触感も変化があります。特に芯は繊維に平行に切ると歯ごたえが良くシャキシャキするので、生でサラダにも最適。切り口が真っすぐだとお肉でも巻きやすいし、サラダにしても見た目がシャープでおしゃれな感じになりますね。
私は、最初「巻くのか…」と思いました。巻く料理、ロールキャベツなんかも、確かに母が時々作ってくれました。手で素材を触るのって、気持ちいい。料理してるって感じです。
一方で、巻いたり包んだりするものって、度々手を洗わないといけないイメージがあり、平日の料理だとちょっと考えるのです。
料理好きの血と、時間命の共働き家庭の環境が、しばし葛藤する瞬間です。
ですが、作り始めると思いのほかパパっとできました。それは白菜に下茹でが必要ないから。にんじんやアスパラだと下茹でが少し必要なのですが、白菜は切ってすぐに巻けます。なので、手を洗って、白菜切って、肉で巻いて、手を洗って、焼いて…というリズミカルな工程です。
芯は繊維に平行に切ってね、という大久保さんのアドバイス。「繊維に平行?」とちょっと迷った私のようなあなた、大丈夫です。こうして一枚の葉をざっくり四等分ぐらいにしてから…
長いほうに沿って切ります。芯の部分だけ、縦に細く切りました。上は柔らかいので本当にざっくりと。
今回はこれぐらいの細さに。正直、生でも食べられるので、巻きやすければ何センチでもいいのですよね!
レシピはロースだったのですが、豚バラがちょうど安かったので、私は豚バラでつくりました。脂も多いのでロースよりボリューム感がでるかもしれないですね。長いので半分にして…
半分の長さで一本分。白菜をた~っぷり巻き込みます!
くるくると巻いてまな板に並べると、なんか可愛い♡後はフライパンで焼くだけ。
まず巻き終わりを下にしてフライパンに並べます。そして、火をつけて中火にしてじっくり焼きます。
焼いてる間はあまり箸でつつかないのが、小さなコツかもしれません。巻き終わりの継ぎ目がきちんと焼き固まって、焼き色が少しついていることを確認を。ここを焦るとバラけるかも。焼き色を確認したら箸でひっくり返して、蓋をして蒸し焼きに。
ちなみに我が家では、夫も私も両方料理を作りますが、夫は焼いた肉、生姜焼きなんかが大好き。私は比較的、野菜が多いメニュー、肉なら煮込みたい、と好みが違います。
そこに来て、このレシピは焼いた肉の満足感もありつつ、野菜のボリュームもあるので、我が家ではちょうどバランスがとれたメニューかもしれません。
そういえば、豚肉ロールは母めしの原点「森の食堂」(現在はクローズ)でも大人気でした!
大体に肉に火が通ったら、タレの材料をいれて絡めながら仕上げます。今日は夫がタレを用意しました。醤油とみりん同量なので覚えやすいです。
甘辛いタレでごはんが進みます!お行儀はあまり良くないですが、このタレだけで、ごはんが食べられちゃうので、ちょっと多めに作るのが個人的にはおすすめです(コッソリ)。
【白菜の豚肉ロール】を作ったら、ぜひインスタにもあげてみてください。ハッシュタグは #母めし #ははめし と両方をつけてくださったら嬉しいです。研究員一同、楽しみにしてます!
■書籍紹介
『母めし一汁三菜 ~みんな大好き母の味 ずっと伝えたい和食献立~』(マイナビ出版)
現在、紙版の在庫がない書店もあるようです。電子書籍もよろしくお願いします。(2021年3月現在)
では、また次回。