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【日本史】3分でわかる吉原遊女ってなに?

今回はもう大きく吉原遊女とは?について書いていこうと思います。

そもそも吉原遊女ってなに?と気になってる方もいらっしゃいますかね。
簡単に簡潔に紹介しましたので、よかったら読んでみてください!

ではもう早速いきますね。

●遊女とは

遊廓や宿場町で男性に性的サービスを行う女性のことで、女郎とも言われる。
吉原=江戸幕府公認の遊廓
遊女=男性に性的サービスを行う女性
吉原遊女=幕府公認で性的サービスを行う女性
吉原は最盛期で、6000人~7000人を超える遊女が所属していた。


●どうやって遊女になるの??

遊女はどのように集められたのか。
遊女になる女性は、そのほとんどが身売りで、幼くして売られる。(10歳前後)
表向きは奉公であるが、実際は貧しい親が給金の前借と引き換えに娘を売った。親が遊女屋に直接売る場合もあるが、たいていの場合、女衒(ぜげん)という仲介業者を通して、売られた。簡単に言うと、人身売買ですね。
自分の意思で遊女になったわけではない。


●一人前の遊女になるまで

10歳前後で売られた女の子は、「禿(かむろ)」と呼ばれた。
禿は遊女屋の雑用をこなし、礼儀作法を教え込まれた。禿は14歳前後で、「新造(しんぞう)」という階級になる。新造にも色々種類があるが、省略。
初潮があってから、水揚げをされ、遊女デビューである。
(水揚げ:遊女が初めて客と寝所を共にすること)


●花魁ってなに?

花魁=高級遊女のこと。花魁道中することのできる遊女。
高級遊女を総称した呼び方で、正式な階級の名称ではない。


●花魁道中ってなに?

高級遊女が遊女屋から客にいる引手茶屋まで出向くこと。その道のりを歩くこと。(引手茶屋:客を遊女屋に案内することを生業とした家)
高級遊女のみ道中します。


●いつまで遊女として働くの?

年季は10年、27歳まで。
と言われているが、借金を返し終えることはなかなかに厳しかったため、27歳を超えても働く場合もあった。
遊女の最後については、こちらの記事をご覧ください。(横着)
遊女の最期①
遊女の最期②


こんな感じかな~~。
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以上。


参考文献
安藤優一郎『江戸の色町 遊女と吉原の歴史』(カンゼン、2016年)

小野武雄『吉原と島原』(講談社、2002年)
堀口茉純『吉原はスゴイ 江戸文化を育んだ疑惑の遊郭』(PHP研究所、2018年)
永井義男『図説 吉原事典』(朝日新聞出版、2015年)
永井義男『吉原の舞台裏のウラ 遊女たちの私生活は実は○○だった?』(朝日新聞出版、2020年)



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母がバツ2の女子大学院生。瑠奈
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