2024年11月20日(水)、友部正人の新しいアルバム作品『銀座線を探して』がリリースされた。吉祥寺のスターパインズカフェで二日間に渡って行われたレコーディングライブ。ぼくは両日ともに足を運ぶことができた。そのときのことを書いているのがこちら。 曲名の表記が違ったり、曲名に誤りがあったりしていることが見直してわかったので、記事じたいは直さずに、記事の最後に国内盤のレコードに入っている訂正表よろしく追記した。どう間違っていたのかも記録として残しておきたかったから直すのはやめた
今年も爽快バブシャワーが絶妙に余って夏が終わった。毎年7月の終わり頃か8月のはじめに、「あ、今年も買おう」と思い立って薬局で手に取る。お風呂あがり、エアコンで冷えた部屋で扇風機の前に立って汗が引くの待つ。身体はスースーしている。一時的に効果を発揮するゲームの魔法のように、そのときはキラキラと輝いている。汗も落ち着いた頃には魔法も効力がなくなっている。刹那の魔法。毎年大変お世話になっているのだけれども、毎年絶妙に余って秋になる。腐るものでもないし来年まで取っておこう、と考えたこ
日曜日の朝、早く起きることができた。テレビをつけてぼーっと過ごす。先週は朝まで飲んでしまい(しまい、と書いてしまったが近年稀にみるとても楽しい夜だった)、お昼過ぎに起きて「飲みすぎた…」「いらないこと喋りすぎた…」「嫌われていないだろうか…」と自己嫌悪の波がやってきて、たまに変な声を出しながらうだうだしているうちに夜になっていたが、今日は違った。とても健康的にぼーっと過ごせる日曜日の朝というのはとても尊いものだ。 お昼過ぎに新宿に買い物に出掛けた。 歩行者天国のときは必ず
もう8月が終わろうとしている。あっという間に8月が過ぎてしまった。晴れていても、曇っていても、雨が降っていても、朝でも夜でもいつでも暑い日が続いていたが、高円寺のはらいそで飲んで会計を済ませて扉をあけた深夜2:30頃、あの嫌な湿った空気感がなくなっていてさらっと涼しい風を今年の夏にはじめて感じた。大雨がケルヒャーのようにすべてを綺麗に洗い流してしまったのかもしれないと思えるような気候だった。 8月は楽しいイベント盛り沢山で楽しかった。昨年に引き続きカネコアヤノの日比谷野音の
6月の中旬くらいまで夜は涼しくて、さらっとした気候で気まぐれに吹く風が気持ちよかった。春でも夏でもない、季節と季節の間にあるどこにも属していないあのときの気候が好きだ。どこまでも歩いて行けるような気分になるし、たまに降る雨も心地良いくらいだ。 春でも夏でもない、どこにも属していない気候の王様みたいな存在が梅雨だ。梅雨時などと言われていて、四季と呼ばれる季節の四天王に一発かましてやろうと毎年機を伺っている。 6月の下旬あたりから手首や足首をしきりにクネクネし出してウォーミングア
吉祥寺のスターパインズカフェにて友部正人のレコーディングライブが二日間開催ということで両日共に観てきた。みんなでせーので一発録りの形で、しかも曲が終わると「ありがとう」と友部正人が言ったり、観ているぼくらも拍手をしたり、いつものライブと何一つ変わらなかった。友部正人もHPの日記で、“レコーディングの見学に来るではなく、ライブを楽しみに来てくれたらうれしいです。”とこの日についてのことを書いていたけど、正しくそのようなライブだった。 以下、2日間のライブのセットリスト。 い
6月がやってきた。やってきた、というよりもどちらかといえばこちらから参ったという方が正しいのかもしれない。6月じたいがこちらへわざわざ来るわけではない。ぼくらが6月へと赴いて、時間が経ったらお暇して次月の扉を叩いて…をずっと繰り返しているので、6月はずっとそこにある。ぼくらが変わり続けているだけなのかもしれないが、ぼくらはずっと同じ場所にいて、紙芝居みたいにペラペラとめくられていくだけで、やっぱり6月がやってきた、というのも間違いではないのかもしれない。 まあ、どちらでもよい
3年前のゴールデンウィークに日記を書くようになった。 3年前のゴールデンウィークがはじまる前にX(旧twitter(Xと呼ぶまたは書くの初めてだな)(ということを書くことすら必要がないくらいXという呼び名が浸透しているので書く必要はないのだが、一言でいえば照れみたいなものがあるので書いている))で「noteはじめれば?!」と言われたのがきっかけで日記をはじめた。なんと言われたのかはあまりちゃんと覚えていないのだけれども、「歯車くんが書く日記読みたい!」みたいなことを言ってくれ
先月のじぶんの誕生日に買ったLevi'sのGジャンを週末に着るのが最近の楽しみのひとつ。去年の夏頃から足を運んでいる原宿の古着屋さんで春物の服を探していて、普段は立ち止まらないGジャンコーナーで足が止まり、店員さんにLevi'sのGジャンの歴史を説明してもらいながら、試着に試着を重ねて選んだ。 綺麗な状態でインディゴが残っていて、丸みを帯びてる感じのシルエットも気に入って、サイズもいい感じでしっくりきて、これぼくの服じゃん、と思って購入にいたった。めっちゃ悩んだけど! 古着
去年の12月上旬頃、新宿伊勢丹に入っているとあるメーカーのウール・カシミヤ混の冬物のトラウザーズを購入した。ウール素材のトラウザーズを今まで持っていなくて、探しにさがしてここで買うことを決めた。古着屋さんも視野に入れて探したけど、なかなかうまい具合にタイミングよく見つけることができなくて、古着屋さんの方は出会えなかった。 最終的にそこで買うことを決めたのは、去年の夏に夏物のトラウザーズを購入してそれが凄くよかったからというポイントが大きい。今回もここにしようと思った。試着をし
大学の頃からの友人と1年振りに会った。1年なんていう時間はあっという間に過ぎてしまうことをここ数年でより感じる。年を取ったということなのかもしれない。いや、ぼーっと生きていてすべてが通りすぎていっているからなのかもしれない。 高円寺の千吉良屋で一杯飲みながら近状を話した。友人は数年後にお店をはじめる為に必要な資格を取ることなどを理由に来月からバイトを始めるらしい。その友人と知り合ってもう15年以上経つけど、数年先を見越して行動するような姿勢がはじめてで驚きと感動でいっぱいに
昨日は久しぶりに阿佐ヶ谷で飲んだ。ぼくが2012年の秋から2021年の秋までの9年ちょっとを過ごした町だ。いまはもうなくなってしまったお店もあるけど、好きなお店がいくつかある。 まずは線路沿いのスターロードにある天竜という飲み屋さんで、お刺身セットと天竜揚げをつまみに飲んだ。お店のお父さんもお母さんも元気そうで安心した。天竜は、この日記の500文字くらい下にも出てくる高円寺のはらいそというお店の店主さんに教えてもらった。振り返ってみると去年の3月くらいから足が遠のいていたか
約5年半振りに長野に遊びに行った。約5年半前、夢の舞台だったネオンホールというライブハウスで、当時やっていたバンドでライブをやらせてもらったことがある。それ以来だ。それ以前も年に一、二回ネオンホールへライブを観に行っていたのだが、それからぱたりと長野へ行くことが途絶えてしまった。観に行きたいライブもあったんだけど予定が合わなかったりが続いて、それくらいの日にちが普通に流れてしまっていた。 今回はネオンホールへライブを観に行くという理由で長野へ行ったのではなく、彼女との休みが二
11月になったのに26°もあるんだって、早く本格的な秋冬服に身を包みたいのにさ、駅のホームでコートのポケットに手を入れて「うー寒いねー」なんて言いながら電車を待つあの季節がそこまできてるのにまだTシャツ1枚でも平気だよ、わけがわからないよ、もうなんか頭のおかしい人ばかり目にうつって吐き気がする今日この頃だけどそれで季節もおかしくなっちゃったのかね、とぶつくさと考えていたあの頃のぼくらはいまにして思えば幸せだったのかもしれない。暑くもなく、寒くもなく、ロンTや薄手のシャツを1枚
THE ROLLING STONESの新しいアルバム『ハックニー・ダイアモンズ』が2023/10/20にリリースされた。THE ROLLING STONESの新しいアルバムが2023年に聴けることの嬉しさよ。 発売日当日に、ユニバーサルミュージックストアで注文していたレコードが届いた。早速その日の夜、仕事を終えて、金曜日の夜だったので近所まで飲みに行き(クライマックスシリーズのオリックス戦が放送されてる飲み屋さんがあれば最高なんだけどなあ、阪神戦ならまだしもオリックス戦なん
“九月になったのに 暑苦しい毎日さ”と50年以上前の歌もうたっているように、9月は暑い。50年前から変わらないのだ。夏の終わりは8月なのかもしれないが、暑さの終わりは8月ではない。そんなこと誰もがわかっていることではあるけど、9月になったら毎年まだ暑いなと思ってしまう。まだもなにも、9月は暑いのに。 中学生の頃、夏休みが終わって新学期がはじまると9月末にある運動会の練習の日々が続いた。9月の暑い日中に練習をして汗だくで教室に戻った。当時教室にエアコンはなかった。ほんと、よくま