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王様×新人史官の韓流バディ物!【映画『王様の事件手帖』の感想を書き綴る】

2018年の韓国映画。
ミステリー風味のコメディです。

韓国版「シャーロック・ホームズ」×「CSI:科学捜査班」!?
と謳われている通りの内容でした。

ミステリー通からしたら、物足りないだろうけどライト層にはウケると思う。
テンポ良く、コミカルに進みつつ、スタイリッシュさも感じられて面白かった!
事件の謎解きは、そこまで込み入ったものではないけど劇中時代にしては最先端のテクノロジーなんだろうな。

実家にいたとき、母親がやたらと韓流ドラマを観ていたもんだから、宮廷モノも履修済です!
陰謀渦巻いてて面白いんだよね〜

この映画では、いつもの韓流ドラマの「これ、見たことある〜」が違った見え方もするので面白く感じました。

何より良かったのは、王様とイソのやり取り。
ちょいちょいやらかすイソのおとぼけ加減が良い。

◎あらすじ

自ら事件を解決したがる朝鮮王・睿宗(イェジョン)は、新人史官イソをスカウトし、前代未聞の宮廷探偵コンビを結成。
人体発火による殺人事件が発生し、変死体を検視した王は犯人が尋常ではないことを察知する。 王の科学的知識とイソの天才的な記憶力を駆使し、真相を暴くため極秘捜査がはじまる!!

◎ネタバレ感想

・王様と史官のバディ物って、面白いですね。

しかも史官のビジュアルが、肉づきの良い愛嬌あるタイプなので、ボケ具合が笑えます。
ここでイケメン起用しないところに好感。

・王様の”普通じゃない”ところに、あけすけに驚いたり、引いたりしてるところが親近感わきますね。

意外にも、銃の扱いがメチャ上手だったので(のび太くんかよ……)戦闘面でも活躍してほしかったな。
たぶん、尺の都合上、隠密の人と王様に花を持たせたんだろうけど。

・絶対王政の朝鮮半島といえど、政治も人心も一枚岩とは言えず、孤立している王様。

そんな中、イソは王様への絶対的な忠義を貫いてるところが愚直に見えながら最高に格好良い!

・イソが王様に初お目見えしたとき、「王様〜〜(重低音)」やって上司が泡食ってるところが好き。
思い出しても笑える。

・王様は甥が大きくなるまでの繋ぎのつもりで王様やってるんだろうな。

今回は、国を乱してまで敵を一掃することはやめたんだろうけど……
甥に王座を譲る前に、大きなことやらかしそうな人物である☺️


◎総括

『ミステリー風味の、韓流宮廷コメディ〜たまには血もあるよ!〜』と思って観てもらえれば良いかな……?

気軽に観れるし、スッキリとオチはつくので良い作品だった。

イソが面白い。好き。


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