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家で飲むコーヒーすべてが手鍋焙煎になるまで



コーヒー焙煎をはじめた動機

焙煎をはじめたのは、
ずばり節約。


毎日2回、美味しいコーヒーを飲みたいけど、
それにはとてもお金がかかる。

でも、美味しいコーヒーが飲める生活がしたい!!

そんなときに自家焙煎をしているピアノの調律師さんに出会いました。


「生豆を仕入れて自分で焙煎すれば、
焙煎機を買ったとしても10年で元がとれるよ」


という調律師さんの言葉で、自家焙煎をする決心をしました。調律師さんのおすすめは電気式の自動焙煎機でした。値段が値段なのですぐに買う気になれず。。


他に自家焙煎の方法はないものか、、と色々と研究を始めたものの、当時は情報が少なく
あきらめて高額な焙煎機を買うしかないかと思っていました。

焙煎機との出会い

埼玉のマーケットで小さな手回しの焙煎機で焙煎しながら、豆を売っているお店に出会いました。コーヒーもとても美味しくて、直火で焙煎できるところに惹かれました。
値段もお手頃。





早速購入してみたものの、ピアノを弾くので火傷が怖くて、私自身は焙煎せず、夫に任せっきりでした。

焙煎された豆を買うことも多かったです。

これでは節約にならない。。

ということで直火は諦めて、
新しく発売された小型の焙煎機を買いました。


これなら自分でもできる!!
そこまで熱くない!!

家の豆以外にも、人にも分けられるくらい
焙煎できるようになりました。

手鍋焙煎へ

10年くらいハードに使っていたせいか、
豆がおいしく焼けなくなってきました。


そんな中、コーヒー屋さんのYouTuber【煎りたてハマコーヒー】さんが手鍋焙煎の投稿をしていました。

とても丁寧に解説してくれてるので、
自分でもチャレンジしてみました。


動画と一緒に焙煎できるので、すぐに感覚を掴むことができました。

学生の時にバーテンダーのアルバイトの経験があったから感覚を掴むのが早かったのかもしれません。

シェーカーの中に米を入れて、チャッチャッっという音が出れば氷とお酒が上手に混ざる振り方。
その練習を暇があればしていました。

鍋を振ってるとその感覚を思い出します。

小さい鍋で最大200グラム焙煎できるので、家で飲む分はもちろん、お客さまに出したり、
少量なら豆を売ることも可能です。

焙煎機よりも洗い物が少ないので、今では手鍋焙煎が一番気に入っています。

手鍋焙煎ワークショップもやってみたり、
コーヒー教室の依頼も来るようになりました。

人に伝える

手鍋焙煎体験

コーヒー焙煎は初めて、、という人でしたが、
綺麗に焙煎できました。
なんとおんぶしながら!

手鍋焙煎とコーヒーの話

手鍋焙煎のデモンストレーションと
コーヒーを発見したエピソードが書いてある絵本の読み聞かせ。
焙煎したてのコーヒーを飲みながら、
参加者がコーヒー好きになったきっかけを語りました。


手鍋焙煎デモンストレーション

人数が多かったので、体験ではなくデモンストレーションをしました。たくさんの人に興味を持ってもらえて貴重な経験ができました。


気軽にできる手鍋焙煎。
いろんな人の手鍋焙煎コーヒーを飲める日が来ることを心待ちにしてます。

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