プランを描く時に使っている道具をご紹介!!
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。私は、手描きで図面を描いています。手描きで描いている人が珍しくなっているのか、そこでどのような道具を使っているのか?とご質問をいただいたので、ご紹介しようと思います。
これは業者さんとの、植栽の施工確認書
描き上げるまで所要時間12分程度
使っている紙は2種類
フリーランスになって、とにかく「効率よく描き上げるための方法」をずーっと模索してきました。その為には、まず何より大切になってくるのが「下絵」の完成度です。
下絵(着色をする手前)の段階で、ある程度描き込みをしておけば、着彩をするだけなので仕上げが楽になります。
▼トレーシングペーパー
トレーシングペーパーは、イラストを転写したりするのにもつかわれていますが、理屈は同じです。図面を転写するのに使います。100円ショップでも購入することができます。
▼ブルーの方眼のノート
薄いブルーの方眼の入っているタイプのノートが、文具店で販売されていると思います。できれば、方眼のサイズが小さいものの方がおススメです。
私が良く使っているのは、コレです👇
薄い青い方眼は、コピーすると消えるのです。最初のプランをする時には、青いシャープペンの芯のもので、下絵を書いたりすることもあります。こちらも薄目に下書きしておけば、コピーしたときに残りません。
着色する道具は3種類
着色する道具で、様々な表現が可能になります。水彩絵の具を使われる方もいらっしゃいますが、私は水彩絵の具は使ったことがありません。チャレンジしてみようかと思ったのですが、描いた後のお掃除が面倒な気がして…。慣れなんでしょうけどね。
▼コピック
こちらもイラストレーターさんとかデザイナーさんなら、良く使っているペンですね。
358色あるそうですが、実際に使う色はかなり限られています。
私は、10本程度、かなり薄めの色を中心に用意しています。
グレー系 ⇒コンクリートや、影…4本程度
茶色系 ⇒レンガや土・幹の色…3本程度
グリーン系⇒植栽を常緑・落葉等分ける…6本程度
あとは、花等の表現用に、ピンク・黄色・オレンジ・青等
スタートセットもありますので、そちらを準備して、足りないものを足していくのも良いと思いますし、薄目の色から少しずつ買い足していくのも良いでしょう。(足りない色は色鉛筆で足すことも可能なので)
▼色鉛筆ーIROJITEN
色鉛筆は、主にペンでは出せない細かい表現や影等をするために使用します。その為、一般的な12色セットよりも色のトーンや幅が微妙なニュアンスのIROJITENの色鉛筆のこちらのセットを使用しています。
▼コンテパステル
コンテパステルは、ぼんやりした柔らかい雰囲気を出すのに使用します。
なかなか目にすることがない画材だと思います。
どうやって使うかと言うと、コンテパステルをカッターで削ってその削り粉を指で伸ばして着彩しています。
他には製図用の専門的なものがいくつか
一応、イラストではなく施工を伴う図面の要素を含むので、製図のためのツールが必要です。
▼三角スケール
▼定規
▼テンプレート
▼消しゴムテンプレート
まとめ
何となく、細々いろいろ必要なように感じますが、一度そろえると同じものを10年以上使っているものもあります。
コピックは実は補充インクで補充しながら使っていて、一番古いものは大学時代から使っています(笑)
いろいろ試しながら、自分のやりやすい方法を試行錯誤してみてくださいね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
―――――実際に書いているものを、Instagramのリール動画にいくつかUPしていますので、気になる方はご覧ください。