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笑っている父親になる

対象:プレパパ、プレママ〜3才児のパパ・ママ
まとめ:プレパパ〜3才児までのざっくりとした概要が知りたい方は「パパ入門ガイド」がおすすめ!

プレパパ時代に約40冊読んだ本のうち、NPO法人ファザーリング・ジャパンさんの書籍が4冊ありました。amazonで目次と口コミを読み、パッと買ってぱっと読む。ということをしていた中で、今日はプレパパ〜3才児のパパ向けに書かれたパパ入門ガイドという本をご紹介します。

ファザーリング・ジャパンさんは私がNPOで活動していた時代から関わりがあり、素敵な活動を推進しているなぁと感じていましたが、改めて、自分が父親となり、その偉業に感嘆するばかりです。

イクメン、イクボスを一般的にするために彼らの活動は極めて重要で、中央省庁や自治体、大手企業とも連携し、イクメン、イクボスを当たり前にするために日夜活動してくださっています。

最近ではネットで「えせイクメン」「イクメンもどき」みたいな表現を聞くこともあり、表向きだけ育児に参加しているように見せて、実態は全然手伝ってくれない。なんて夫がいるとかいないとか。

ただ、エセとかもどきとかが出てくるくらい、社会に「イクメン」という言葉が浸透したのは、最初のステップとしては大変良いのではないかと思います。何事も賛成も反対も出てくるものですが、それは認知をされてようやく出てくるものです。育児に男性が関わる。という概念自体が無い社会から、育児に男性が関わることが当たり前の人たちもいる。という社会にした功績は極めて大きいと思います。

さて、そんなファザーリング・ジャパンさんの著書「パパ入門ガイド」ですが、時間軸でパラグラフを分けて記載してくださっており、大変わかりやすいです。

プレパパターム:主にマインドセットや社会動向、コミュニケーション、家事育児のタスク、子供の発達など
出生後1-2ヶ月ターム:具体的な家事・育児とそのTIPS
出生後5-6ヶ月ターム:パパ遊び
出生後1年以降ターム:仕事(キャリア)との両立

それぞれ実践者のパパさんたちの声やTIP、ファクトが記載されていたり、チェックシートやチェックリストなどが載っていて、使い勝手が大変良さそう。
まずはこれを読んで大まかに理解する。というのでも大丈夫だと思います。

こういう類の本を読んでいて思うのは、ファザーリング・ジャパンさんも言っているように、育児に関わる親が「笑顔」でいられることが重要だなと思うのです。

イクメンという言葉が浸透するにつれて出てくる「非イクメン認定」や「イクメン押し付け被害者」など、イクメンという言葉が武器になってしまい、人を傷つけてしまっている現状もあるかと思います。
ただ、そうではなく、何か定義された、正解として掲げられた「イクメン」になろうとするのではなく、夫婦の環境に合わせて、それは時間や得手不得手、収入や実家との関係など、多様な環境に合わせて、夫婦で親になり、夫婦で子供と笑顔になるための手段を講じていく。ということが重要であり、その結果が、自ずとイクメンになっているのではないかと思うのです。(それが例え家事やタスクとしての"育児"を一切していなかったとしても、です。)

そういう肩肘張らず、誰かに決められた道を歩くのではなく、自分たち夫婦のあるべき姿を対話を通して深めて、トライアンドエラーしていく。そういう夫婦が、私は理想だなぁと思います。

まずは、自分たちがしっかりやりたいと思います。はい。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


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