帰り道の風景 0708
朝は今にも降りだしそうな空で、傘を持って出た我が家の「おうさま」希望者（以後「おうさま」と書いてみる）。
帰りはきれいな青空で、お買い物につきあってもらうことに。
最初は嫌だといい、買い物はお母さん一人で行ってという。
買い物したいお店は保育園から家に帰る途中をちょっと横にそれたところ。
一度帰宅してからまたくるとなると…。
何度か交渉したものの、おうさまの決意はかたく、諦めて一度帰宅してから再度でかけることにして、母は家の方に歩き始めた。
すると何を思ったのか家と反対方向に歩きだすおうさま。
どうしたの？
と聞くと買い物行くよ、と言い出す。
一度自分の意見が認められる、という事実が必要なのか？
でも、そこでなにかを突っ込んではいけない。せっかく行く気になったのだからさっさと行くのが得策！
お買い物に行けば、買い物カゴをとってくれたり、カートを押してくれたり。とても親切。
荷物の重くなった帰りは、いつもは持って〜という傘や水筒も自分で持ち、小さな買い物袋も持ってくれるという。
無事に買い物をすませて帰宅できたのでした。
我が家のおうさま、基本的には優しいんだと思うのだけど、なかなか難しい。
母のやりたいことやどうしてもやりたいことが、おうさまの意見と食い違う場合、あの手この手？で交渉するのだけど、「結果的に」うまくいくのは、本当に諦めて、おうさまの意のままにしようとした時。そうみせかけて、本当はそうするつもりのない、たぶん若干の焦りや苛立ちが見える？ときは、泣いて叫んでいつまでも反対したりする。（お互いものすごく疲れる）
（6歳児、そんなものかな？）