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「感情コントロール」する方法(方針、役立つかもな視点)

※この方法はいろんな本やネットの情報、私自身の経験などをかき集めてできたキメラ情報なので、実践するときは「実際に効果が感じられるか」を気にしてくださいませ!そんなに間違ったことは言ってないとは思うけど、自分自身に合わないな、と思ったらその時点でやめちゃってくださいな。


感情にやるやらかし


感情をコントロールできず、逆に感情にコントロールされているような状態では人生はやばいことになる。怒り、嫉妬、罪悪感、猜疑、嫌悪、億劫、恐怖、不安、怠惰、羞恥。こんなものが生活の中で氾濫しているようでは楽しみが入ってこれる余地なんてないし安心感も落ち着きもない。


ただもちろんこれは現代での話、火を使い出す前あたりの人生なら感情のままに生きててもよかった。

感情の役目


そもそも感情とは生きていくために便利な内的な処理を自動化したもの。プログラミングのように割と単純なメカニズムでこう来たらこう反応するという風に決まっているもの。

この機能は古代環境ではめっちゃ役に立った。
古代、人類はサバンナやら平野やら山やら海辺やらで生き物を狩り、木のみを拾い食いしながら生きてた。そしてそのためには安全な住居から出て活動する必要があった。自分の肉体を狙う獣たちはいつどこで現れるかわからない。もしかしたら落ちているりんごを見つけてからそれを取ろうと手を伸ばした一瞬のうちに蛇やライオンに首を噛まれて即死しているかもしれない。その間2秒。たった2秒で自分の命がなくなるかもしれない。
そのためには文字通り秒で機能するように自動化された防衛対処システムが必須なわけで。

そんな環境で何万年と生きてきた奴らの末裔が私たち現代人ということで、、、
長年立っているせいでそんな本能も薄まってきてるのかもしれないが、やはり根っこに根強く残っているだろう。

サボってないで働いてください、飼育員さん

感情はいいものだ。それがあるから友達とくだらない話で笑い合い、家族団欒の外食で楽しみを感じ、恋人との時間に愛と喜びを感じることができる。


感情には良い側面と悪い側面がある。だから感情なんてなくなればいいのにと考える必要はない。
問題なのは感情に襲われて脳内がそれ一色になり、意識が飲み込まれていってしまうこと。
ついカッとなって酷い言葉を言ってしまった、などはその一例。

感情は良くも悪くも動物的だ。そりゃ原始時代の名残だからね。

ところが皆さん!2022年は原始時代とは環境が違うんですよ!

なんでキャッシュレスの時代にアサリの貝殻で買い物してるんですか???

ということ。
別にすぐ近くに危険生物いないし、先進国で生きてるなら餓死することなんてないし、日本と言う割りかし平和な国では犯罪に巻き込まれることを過剰に恐れることなんてない(最近はinvincible person関連が目立っちゃってるけど…)。

明日自分や友達、家族、恋人が急に死ぬ確率は過去に比べて大幅に下がってるわけですよ。何倍くらい死ににくくなってるんだろ?そこんとこ詳しくは知らないが、おそらく何千倍と変わってるだろう。そんな時代の癖を今の平和で楽しく生きれる世の中で発動させてたらそりゃ狂いますわ。

繰り返すが感情それ自体は悪いものではない。
問題なのは感情が野放しになっていて人間に牙を剥いてくることだ。そしてそれを許し続ける管理者の怠慢だ。

動物園に行ったらライオンやらヒョウやらキリンやらウサギやら色々見れる。これらは飼育員によって生活を管理され人にも慣れている。何より、檻の向こう側にいるから急に暴れ出してもこちら側の安全地帯に入ってくることはない。なので観覧人たちは安心して動物を見ることを楽しめるのである。

感情についても同じことが言える。野放しにしてはいけない。かと言って狭い檻の中で窮屈に閉じ込めていじめてもいけない。ただ、広い場所を取ってやって上空から眺めてやればいい。サファリパークと同じだ。間違っても市中に解き放ってはいけない。

感情をサファリパークに入れるのは単純で、捕まえて解放してあげるだけで良い。
感情を捕まえる方法、それは感情を感情として認識することである。例を挙げると、「明日の授業発表あるじゃーん、、、学校行きたくない」となるのではなくて「今、俺は授業の発表に対する不安を持っているんだな」と気づくだけ。そうしたら感情は意識の網に収まってくれる。あとはそれを深呼吸などして落ち着くだけ。
その時のコツとしては身体感覚に注目すること。大抵不安や怒りなどが出た時は胸の中に苦しみ、ぎゅーとする感覚などがある。頭がぼやっとしたり熱に包まれるように感じるかもしれない。そうしたら「ああ、胸の中に苦しみを感じるな。これは怒りの感情のようだ」と言うふうに感情を感情として隔離できる。

これは習慣の賜物とも言えるので、何度もやることをお勧めする。大抵は強い感情というのは根強く癖付いてるのである程度時間をかけるのが良い。

あらゆる感情でやってみると楽しい 


感情が発生していたらそれに気づこう。
怒り、不安、怠惰、無力感、敗北感、虚無感、羞恥心、周りが気になる心、疑念、食わず嫌い的決めつけの心、恐怖、比較によるイライラ、嫉妬、不全感、罪悪感、うんざり感、政治不信、停滞感、人間不信etc

こう言った「負」の感情、大抵の人が感じたくないなと感じる(これもまた「不快な感情を遠ざけたい、という恐れ」)
喜び、優越感、楽しい、気持ちいい、ハッピー、嬉しい、全能感、安楽、気分いい
とかも意識的になってみると習慣づけやすいかも?


「気づこう気づこう…」と頭で考えてやっていてもそればっかりになってしまって疲れることもあるので、なんか嫌なこととかがあったら身体感覚にまず注目してそれをトリガーに観察をONにすればいいと思う。



アレンジしてOK!

これは自分の肌に合わないなとか、やってて辛いのが増えちゃうな、と察知したらすぐにやめてOK!何より効果がしっかり出て実感できるかが重要。
後、意識だけの観察では難しいという場合、ノートに書き殴ってみて客観視してみるとか、呼吸瞑想も織り交ぜてやってみるとか色々あると思います。そこもそれぞれのやりやすいように探ってみるといいと思います。



ということここまで読んでくれてありがとうございました。何かしら発見なり変化なりがあったら幸いです。

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