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温故知新 ~ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン~

真の失敗とはッ!開拓の心を忘れ! 困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事をいうのだッ!

6000キロメートルに及ぶ、北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」が舞台の物語
主人公はジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリの2人

主人公が2人のこの物語には二つのテーマメッセージがあるのだと思う

ジョニィとジャイロを一言で表すと
「飢える者」と「受け継ぐ者」である


まずはじめにジョニィ=飢える者 について

飢えなきゃ勝てない

僕はまだマイナスなんだッ!
ゼロに向かって行きたいッ!

この2つの言葉に象徴されるように
ジョニィは決して現状に満足をしない

だからこそ止まることなく成長できる
満足した時点でそこが限界点となる

現状維持は後退であるという言葉があるが、私も現状維持はないと思う したがって、満足してしまえばそこからは後退しかないと思う

また人は誰かよりも劣っている時の方が
力がより発揮できる
例えば1-0で勝っている時よりも0-1で負けている時の方が能力を最大限発揮できるのだ

人のエネルギー源は欲望と言っても過言ではない
自分の成長の為には貪欲で飢えなければいけない

また最大限の力を発揮する為には自分は周回遅れであると思うくらいのマインドでいるべきだ


次にジャイロ=受け継ぐ者 について

死刑執行人の家系のジャイロは
一族に伝わる回転の技術や執行人としての精神を受け継いだ、受け継がされた

しかし彼には彼自身の精神、信念もある
受け継いだものと自分自身のものの間に
感傷を感じ戸惑う

そんな彼が最も大切にしているのは「納得」である

「納得」は全てに優先するぜッ!!

自分自身がその選択を、判断を納得できるか
それが全てであり、生きる道であるとしている

もちろん受け継ぐものも大切であるが最終的な判断は自分自身の信念に従うことで感傷を乗り越える

伝統はもちろん常識や道徳、規範等は
親や先生などの大人たち、先人たちによって受け継がれていくものである

つまり私たちもまた受け継ぐ者である

受け継いだものに反した選択をすることは非常に勇気がいるだろう
それでも自分が後悔をしない為には
自分の意思で自分の基準によって
納得がいく判断を下す必要がある

迷っても、相談しても、何してもいい
とにかく最終的に自分が納得できるか
それが最優先事項である


過去に目を向ける受け継ぐ者と
未来に目を向ける飢える者
その両者がそれぞれに影響を与え成長した

温故知新

2人の成長はこの言葉の実践であったと思う


私たちは未来への開拓者である

何かに挑戦をしようと思っている人は
第7部スティール・ボール・ランを読むべきだ



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