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「仕事に仕事をしてもらう」〜良いアウトプットを心がけよう〜

みなさんこんにちは。
Acompanyの執行役員CAO(最高管理責任者)を務めていますサガサキです。

自分が大事にしている仕事への向き合い方「仕事に仕事をさせる」について、メンバーに話す機会をいただいたので、それを記事用に加工して公開します。


Lightning Acompanyとは

Acompanyでは週に1回、全体MTGを実施しており、そこでは各部門の進捗報告はもちろん、アカンニュースなる社内報や部活動紹介といった楽しいコンテンツがメンバーにより提供されています。
<アカンニュースについて>

<部活動の一例>

その全体MTGに、2024年1月からLT(Lightning Talk)ならぬ、LA(Lightning Acompany)がコンテンツに加わり、役員が毎週持ち回りで、10分で自分の最近の思考や業務について話す時間が設けられました。

前回の当番の時は「ボール拾いの大切さ」をテーマに話をしました。

「仕事に仕事させる」

今回は、自分が大事にしている仕事の仕方「仕事に仕事させる」について話をしました。
「仕事に仕事させる」は少し抽象的な表現をしていますが、「良いアウトプットは周りにも良い影響を与える(仕事を円滑に進められるようになる)ので、そこを意識しましょう」ということです。

当日説明に使用したスライドをこちらに公開しておきます。
スライドだけでは足りないと思うので、以下で簡単に補足していきます。

時間管理について

みなさん、日々やらなければいけないタスクに追われていると思います。今あるタスクに優先順位をつけて、対応することを心がけていると思いますが、すぐに緊急タスクが横入りしてきて、てんやわんやしていると思います。私もその一人です。

時間管理のマトリクス

一般的に時間管理のマトリクスでは、緊急度×重要度の4象限にて整理され、優先順位をつけられることが多いです。

優先順位①:緊急度が高くて、重要度も高いもの
優先順位②:緊急度は高くないけど、重要度も高いもの
     (一番大事で時間をかけて取り組むべきもの)
優先順位③:緊急度は高いけど、重要度が高くないもの
優先順位④:緊急度も、重要度も高くないもの

重要度って何?

緊急度はわかりやすい指標ですが、重要度とは一体何をもって重要と言えるのでしょうか。

私が考える重要度の指標は
①そのタスク自体が、経営や事業に与えるインパクトが大きい
②そのタスクにどれだけの人が関わっているか(関わるか)
 この後の工程でどのぐらい時間がかかるか
です。

今回は②について話しています。

「仕事に仕事させる」、「仕事に仕事してもらう」とは

「仕事に仕事をさせる」とは、
 自分がボールを握っているタスク(自分のせいで止まっているタスク) で、
 他の関係者の確認や作業が必要なタスクを、
 しっかり仕上げて、関係者に回すこと

だと思っています。

※この場合の「仕事」はタスクやアジェンダへの「アウトプット(成果物等)」をイメージしています

というのも、「関係者が複数いるタスク」、「他の関係者の確認や作業が必要なタスク」は、自分の意思だけで進められないことが多く、関係者が増えれば増えるほど、確認すべき事項や気にしなければいけないことが増え、 関係者間(社外の方がいる場合は特に)の調整にも時間を要します。
そのため、「早めに着手しておくことが望ましい」という意味で重要と考えています。

また「自分がボールを握っているタスク(自分のせいで止まっているタスク)」については、多くの人に確認してもらう、意見をもらう必要のあるタスクを、ずっと自分の手元に持っていても物事は進まないため、とっとと手をつけてしまい、関係者に投げてしまうことが大事だと思っています。 そうすると関係者の方から意見をいただけたりして、物事が進みます。
アカンガードレールの「完璧よりも素早くアウトプット」です。

ただここでのポイントは、「いい加減なものを関係者に投げると、関係者の信頼を失う」ということです。
流れてきたタスクを確認せずそのまま他の人に流す、といったことや、やっつけで作成したものを確認してもらうなどは、避けた方が良いでしょう。

まとめ

「仕事に仕事させる」とは「良い仕事をすれば=良いアウトプットを出せ
ば、そのアウトプットが勝手に仕事を進めてくれる」
ということです。具体的には以下のようなケースだと思っています。

<良いアウトプットの例>
・検討すべきポイントを押さえている議事録や稟議
 →議事録や稟議を見ただけで判断できる、アドバイスができる

・前提条件が共有されており、聞きたいことが端的に分かる質問
 → 回答する側が、質問に質問を返すことなく、回答できる

・わかりやすいマニュアルを作成する、わかりやすい説明をする
 →どうしたら良いか分からず、時間がかかったり、誰かに教えてもらわな
  くても良くなる

良いアウトプットを生み出すための改善「Be Hacker.」と「素早くアウトプット」の「ANDを模索」を心がけて日々の業務に取り組みましょう!


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Acompanyは、「2035年までに世界No.1の偉大なプライバシーテックカンパニーになる」と旗を掲げています。「事業」、「カルチャー」、「人」は会社経営において重要な領域だと考えており、特にカルチャーである「Be Cool. Be Hacker.」をとても大事にしています。

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