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最近の腕の使い方アップデート

最近、私の腕の使い方は変わった。きっかけは合気道だ。


 合気道のある技を習っていたとき、腕を落とすのではなく腰を落とすよう指導された。また、腕に重たいものを持っているというイメージを持つように言われた。ただイメージを持つだけで、腕の感覚は確実に変わる。
さらに、合気道は素手で行われるものだが、いつも日本刀を持っているというイメージを持つことが非常に重要だと学んだ。なので、腕や手先だけで技を行うと、技がうまく決まらない。身体全体で腕を使うことが重要であるというのが、私の最近の気づきだ。



もう一つのアップデートは肩の使い方についてだ。これは水泳から得たヒントである。水泳には「伏し浮き」という技術がある。これはうつ伏せになって水面に浮くことだ。行うことはとても単純だが、なかなかうまくいかない。下半身がどうしても沈んでしまうのだ。

しかし、伏し浮きができるテクニックの動画をYouTubeで発見し、それを試したところ、いつも沈んでしまう体が、少し浮き始めた。その理論は「浮心」を変えるというものだ。この浮心を変えるために使うのが腕なのだ。


腕を水面からL字に伸ばすと、浮心の位置が下半身側にずれ、結果的に体が浮くという原理である。




この原理をクロールに応用してみた。肩を少し前に出すようにすればいいのではないかと思い、試してみたら驚いた。体が浮くのがとても楽になったのだ。

これをバタフライやバックストロークにも応用してみると、思っていた以上に体重が前に乗るようになった。そして、肩が自然に下がり、力を入れずにプルができるようになった。おかげで、腕でプルをしない方法が見えてきた。




さて、これをタンゴに置き換えると、組んでヒーロをするときに肩を少し上げると、より小回りがきくことに気がついた。

「肩を上げる」。一見、どの競技でも「肩を下げろ」とよく言われる。これは姿勢を安定させるためである。しかし、その機能のためだけに肩と肩甲骨を使うと、パフォーマンスが下がることに気がついた。




肩や肩甲骨は動きを司るべきで、それを姿勢を保つためだけに使うのはもったいない。さらに、姿勢を固定して腕を回そうとすると、余分な力が肩や肩甲骨にかかり、怪我のもとになる。

肩甲骨は上下左右に動き、体にしなやかな動きを与え、腕の重さで動きをスムーズでダイナミックにする。

腕や肩甲骨をスムーズに使うには姿勢が重要である。だから姿勢を作るときは、最初は肩や肩甲骨で調整し、次第に姿勢が整ったら、肩と肩甲骨は動きに使うようにする。


日々技術はアップデート!


GYU



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