孫子の兵法
○読むきっかけ
会社にいる伝説のベテラン営業マンから「孫子の兵法」と、「四柱推命」は勉強をしといた方が良いと言われたのがきっかけで読み始めました。
読んでみると、ビジネスシーンでも同じことが言えるなと、しみじみ感じる章が多くスラッと読めてしまいました。
自分のメモ要素もあったりするので、不明点などがあったらぜひこちらの書籍読んでみてください!
○戦争はしない方が良いが・・・
戦争の原則は、敵兵を傷つけずにそのままで降服させるのが上策と言われてるいる。
それを行うには、敵の陰謀を(その時に)破る、その次は敵と連合国との外交関係を破ることであり、その次は敵の軍を討つことであり、最もまずいのは敵の城を攻めることである。
これをやってしまうと城攻めの四輪車や、攻め道具を準備するのに3ヶ月はかかる。
そして攻撃を仕掛けると3分の1を戦死させてしまう。
要は、人と金と時間を失いなんの得もない。
最も戦争の上手い人は、無傷のまま戦争に勝利する。
○もし戦争をすることなったら
大勢で小勢を攻撃する。
そのためには相手の行動や陣形を見てからこちらの陣形を組むことが重要である。
軍の形は水のようなものである。
水の流れは高いところから低いところへ走るが、軍の形も敵の備えをした実のところを避けて、すきのある虚のところを攻撃するのである。
敵情のままに従って変化して勝利を勝ち取ることができるのが神妙というものである。
曜日、春夏秋冬、日の出る間にも長短があり、月にも満ち欠けがある。
風のように迅速に進み、林のように息をひそめ、火の燃えるように信奪し、暗闇のようにわかりにくくし、山のようにどっしりと落ち着き、雷鳴のように激しく動く。(かの有名な風林火山である)
仕事上でも、相手のことを知った状態で後出しで話をすることで求めているものを伝えられたりするもの。それを水の流れのとことん追求して行う。
○気をつけること
将軍にとってら5つの危険なこと。
1、決死の覚悟(駆け引きを知らない)でいるのは殺される
2、生きることばかりを考え(勇気に欠けて)いるのは捕虜にされる
3、気みじかで怒りっぽいのは侮られて計略に陥る
4、利欲がなくて清廉なのは恥ずかしめられて計略に陥る
5、兵士を愛するのは兵士の世話で苦労をさせられる
戦争をする上で死にやすい
これを反面教師に逆のことをすれば良い
【名言メモ】
・敵情を知って味方の事情も知っていれば百たび戦っても危険がなく、敵情を知らないで身方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、敵情を知らず身方も知らなければ戦うたびに決まって危険だ
・敵情を知って身方の事情も知っておけば、そこで勝利にゆるぎがなく、土地のことを知っておけば、そこでいつでも勝てる