【餃子メシ】母の味・蓮根ハンバーグ
また母の味だ。母、別に元気しとんじゃけどね。
そして母は特に料理上手ではないんじゃけどね。
我が餃子の最大の特徴であるえのき、その昔母がいつも入れてたのよ。あれ?普通入れんの?と驚いたもんですよ。これぞ母の味。
我が家はちょくちょくそういうのがある。いや、みんなあるよね!我が家の常識って非常識!?的な。
一番衝撃だった我が家の非常識は墓地での親族集合写真。(突然墓地の話始まりますよみなさん!)
昔から墓を囲んで集合写真を撮る習慣がある。みんな自然と墓を取り囲む。長年の付き合いのある住職も当然のように並ぶ。昭和30年代に亡くなった曾祖父の写る写真もあって遥か昔から餃子一族では当たり前の習慣が実はあまり一般的でないと知った時の衝撃。みなさんはどう?撮る?
先日亡くなった大叔父が最後に来た時も、最後だからって両親の眠る墓の横にスッと立ち携帯を渡して墓とにこやかにツーショットを撮ってもらってた。墓に布団は着せられんが、墓と写真は撮れるんよ。新常識。
34年前のこのきゃわわ私とカープ帽父の古めかしくも微笑ましい写真が撮られているのも墓地。わざわざ墓地。なんなん。
私は影まで可愛く、親父は最高。カープ帽普段使い。
この写真すごく気に入っているので今後100回くらい見せられる可能性あるから覚えておいてね!現在の私は、このおっさんの女バージョンかってくらい似ているので各々想像してください。
おっと随分話が逸れましたね。
やっと本題。今回の母の味は蓮根ハンバーグ!これから蓮根が美味しい季節が来ますね(多分)
材料は蓮根と挽肉だけ!めっちゃ簡単!さあ行ってみよう。
蓮根はすりおろす。お好みで一部粗みじんにして入れるとモチモチの中にサクサクの食感が楽しめるよ。粗みじん入れるなら、1/3~半分より少なめくらい。すりおろしだけのモチモチ食感もかなり推せるからね。
挽肉は鶏or豚。合挽ではやったことない。鶏挽肉はアッサリむっちり、豚挽肉はコク旨ふわもち。お好みで、というかスーパーにあったほうで。元は鶏ひき肉だったけど、スーパーに鶏ひき肉なかった日に豚で作ったら美味しかった経緯がある。
蓮根の水分が多ければ少し絞って、片栗粉で調節すると良い。繋ぎは蓮根が担ってくれるので卵とかパン粉とか不要!あとは塩胡椒してお好みで醤油をちょろりと入れて味付けしたらしっかりこねて、成型して焼く!
弁当用なので小さめ。
少量の酒か水入れて蓋して蒸し焼き。ふっくら焼いて行こう~。
両面こんがり焦げ目をつけたら出来上がり!
キャー美味しそう!もうね、こんがりもっちり、蓮根の甘みが最高ヨ!弁当用なのにまた味見が止まらんやつや。
蓮根高い時期は作れんし、やっぱり旬じゃないともっちり感が足りんけえこれからたくさん作ろう。
割合は適当だけど、蓮根はケチらず多めが吉。挽肉と同量くらいでも全然大丈夫!あとは大葉を刻んで入れたり、チーズを混ぜ込んでも美味しい。
甘辛い味付けにしてもいいね。焼きあがったら、醤油、酒、みりん、砂糖を混ぜたもんをジャーッといれて絡める!お弁当向き。ま、塩胡椒と醤油だけでも相当美味い相当。味が薄かったら、醤油かけても美味しい。
特にこれから旬を迎える(多分)蓮根は、もっちり感が強くて甘みもあるから(多分)本当にオススメ(本当)。蓮根ハンバーグ未経験の方は是非作ってみてね!お口に合わなかった時は広島に向けて川に流してください。私が拾って食べます!!!!
餃子然り、豚まん然り、意図せず挽肉料理が好きなんだよね。噛み切れないお年頃なのかな。飲みたいのかな肉を。
おわり