【詩】「アイドル」
空っぽの僕の心に
ウーファーの
低音が打ちつける
アイドルが歌って踊る
その足元で鳴っている
飾りにもなれない僕は
せめて共鳴すればいいのに
胸に空気を溜め込んで
じっとただ眺めている
淡白は
魅力ではなく味なし、と
嘲笑うフリして慰めながら
ふざけた音が僕には似合う
精神の背が低いから
足元に鎖繋いで
重低音は頭上を越えた
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空っぽの僕の心に
ウーファーの
低音が打ちつける
アイドルが歌って踊る
その足元で鳴っている
飾りにもなれない僕は
せめて共鳴すればいいのに
胸に空気を溜め込んで
じっとただ眺めている
淡白は
魅力ではなく味なし、と
嘲笑うフリして慰めながら
ふざけた音が僕には似合う
精神の背が低いから
足元に鎖繋いで
重低音は頭上を越えた
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