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コトバ放浪記

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コトバについていろいろ考えをめぐらせてみます。コトバの広大な世界を放浪しようというわけです。日常生活に役立つとはかぎらないけれど、人生をちょっと彩ることにはなるのでは?
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#言葉

〈仕事の効率化〉とはいうけれど、非効率なことにも価値はあるかもしれない

ボクたちビジネスパーソンは、〈仕事の効率化〉に躍起になっている。仕事を効率化すれば生産性…

〈自分へのご褒美〉は、いま目の前にある幸せを意識する

キミは〈自分へのご褒美〉といって、ふだんは買わない高価なお菓子を食べたり、旅行に行って高…

〈毎日おなじことのくりかえし〉の幸せに浸りたい

「〈毎日おなじことのくりかえし〉は嫌だ!」とぼやく声を聞くことがある。でも、「くりかえし…

〈大人の遊び〉とは、お金では買えないモノを探すこと

このコトバは、お酒とかギャンブルとか、ようするに「子どもに禁じられている行為」を連想させ…

40歳を超えたら〈がんばる〉はダメ

ある『ジャンプ』のヒーローは、嫌いな言葉の2番目に〈がんばる〉を挙げた。ボクも共感するの…

〈今年の目標〉は自分が「なりたい状態」を考える

目標といえば、「今年は○キロ痩せる」「○冊本を読む」「○万円貯める」といったものにしがち…

〈一年の計は元旦にあり〉でも元旦だけではとうてい足りない

このコトバはこんな意味だ。「一年の計画は元旦に立てるのがいい」「物事を始める際は最初にしっかり計画を立てることが大切」。キミも元旦に一年の目標を決めているかもしれない。でも、1年に1回、1日だけでいいの? と問題提起したい。 むこう1年間がどうなるか、わずかな時間に見通せるだろうか? 見通せないなら計画は砂上の楼閣。こう書くと「ただの揚げ足とりでは?」「ことわざにそんなにムキにならなくても」という声が、キミというよりボクのココロのなかから聞こえてくる。 ここで言いたいのは

「〜中」は〈行動〉にしか使えない

〈故障中〉という表現は日常的に目にするし、だれも疑問には思わないだろう。しかし、ものの本…

〈自然に〉と〈自然と〉はどっちでもいい?

〈自然に〉と〈自然と〉の使い分けもかなり厄介だ。辞書を引いても要領を得ない。じつは学者の…

〈写る〉と〈映る〉の判断基準がほしい(嘘でもいいから)

〈写る〉と〈映る〉。キミはどう使い分けているだろうか。辞書には次のようにある。 ボクのア…

追加を表わす助詞〈も〉をどこに付けるのが正解?

両者をどう区別するか、あなたにはわかるだろうか? 字面では追加を表わす助詞「も」が前に付…