辞書の旅と書道特集 【か】 神について
神について
新明解国語辞典の神
【 独り言 】新明解の神のイラストは、かわいらしい感じの神様に。AIに下書きしてもらって自分なりにアレンジしていく感覚です。
明鏡国語辞典の神
【 独り言 】明鏡の神は閻魔っぽくなりました。辞書の旅「閻魔」で書いた具鷲小説がなかなか良いので、ぜひ読んでみてください。
広辞苑の神
【 独り言 】広辞苑の神は、ますます悪魔っぽくなりましたね〜。辞書の語釈を見ると、神は人間の味方ではないな(笑)
【 独り言 】七歳前の男の子は支離滅裂な子が多く(私も息子もそうだった)、こう思っていた方が親の精神も楽である。
神の書き比べ
神のまとめ
「か」の候補は他にもありましたが、神を読んで即決です。多くの方が気になった言葉ではないでしょうか。これまでの愛、宇宙、英雄にも直結していきますね。滅茶苦茶面白くなってきました。
人間同士の争いの多くに神が関連していることを考えると、神は絶対的な力を持っているだけで、絶対的に人間の味方ではないということがわかります。
広辞苑の神の語釈には「人間に危害を及ぼし」と記されています。AIイラストでもエラーが出たほどです。
ただし、苦しい時の神頼み、という諺もあります。神は愛だとキリスト教が言っていることから、助けてくれるときもあります。私は何度も助けてもらいました。
神は人間に危害を及ぼしながらも、愛があり、思いやりがあります。
また、明鏡国語辞典の補説では各宗教における神の立ち位置を明確にしています。宗教ではありませんが、第二次大戦敗戦後に解体させられた神道の八百万の神についても言及され、新明解、広辞苑には「神社」が記載。そういえば、私の心には常に神様がいました。お腹が痛くなって真っ先に祈ったのは、神でした!
八百万(やおよろず)の神も「愛」そのものです。個人の立場や利害にとらわれない、キリスト教のアガペー、仏教の慈悲に神道も繋がります。どうやら根幹では、すべて繋がっているようです。
「七つ前は神の子」は、育児疲れの人に必見の諺(ことわざ)。彼らを神だと思えば気持ちも少しは安らぎます。
さて、お次は「き」です。どの語が選ばれるか乞うご期待。「気」も候補ですが、騎士道が最有力です。
今回もありがとうございました!