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「口呼吸 vs 鼻呼吸」あなたの呼吸、大丈夫? トレーニングや健康への影響とは?

呼吸は生きるうえで欠かせない動作ですが、
無意識のうちに「口呼吸」になっていませんか?
実は鼻呼吸と口呼吸では、
健康やパフォーマンスに大きな違いがあります。

この記事では、
赤ちゃんが鼻呼吸をする理由
口呼吸の悪影響
睡眠や免疫力への影響
鼻呼吸の習慣化の方法
トレーニング時の鼻呼吸の重要性
について解説していきます!


1. 赤ちゃんが鼻呼吸なのはなぜ?


生まれたばかりの赤ちゃんは、
基本的に 鼻呼吸 をしています。
これは哺乳と呼吸を同時に行うため です。

また、鼻呼吸は赤ちゃんの健康を守るためにも
重要な役割を果たします。

ホコリやウイルスの侵入を防ぐ
鼻の粘膜が加湿・加温し、肺への負担を軽減
呼吸が安定し、脳の発達をサポート

しかし、成長するにつれて
口呼吸のクセがついてしまう人も多く、
それが様々な不調の原因となります。


2. 口呼吸がもたらす悪影響


口呼吸は健康やパフォーマンスに
様々な悪影響を及ぼします。


① 免疫力の低下

口で呼吸すると、空気中のウイルスや細菌が
ダイレクトに喉へ侵入 しやすくなります。
特に風邪やインフルエンザのリスクが高まります。


② 口の乾燥・口臭の原因

唾液には細菌を抑える役割がありますが、
口呼吸によって口内が乾燥すると
細菌が増殖しやすくなり、口臭や虫歯、
歯周病のリスクが上がります。


③ 顎や顔の成長に悪影響(特に子ども)

口呼吸が習慣化すると舌の位置が下がり、
顎の発達が妨げられます。その結果、

顔が歪む
歯並びが悪くなる
二重顎になりやすい
といった影響が出ることも。。。



④ 自律神経の乱れ

鼻呼吸は副交感神経(リラックス) を
優位にする作用がありますが、
口呼吸は交感神経(緊張・興奮) を刺激しやすく、
ストレスが溜まりやすくなります。



3. 口呼吸が睡眠の質を下げる⁉️



「朝起きても疲れが取れない…」
「寝ているときに口が乾く…」

こんな経験はありませんか?

実は、口呼吸は 睡眠の質を大きく低下させます。

いびきや無呼吸症候群のリスク増加
酸素が十分に取り込めず、疲労回復が遅れる
口の乾燥による喉の炎症・不快感

特に睡眠時無呼吸症候群(SAS) は
口呼吸が原因で起こることも多く、

日中の眠気
集中力の低下
高血圧・心疾患のリスク上昇
につながります。


4. 鼻呼吸の重要性とは?


では、なぜ 鼻呼吸 が良いのでしょうか?

① ウイルスやホコリの侵入を防ぐ

鼻毛や粘膜が フィルターの役割を果たし、
空気中のウイルスやホコリをキャッチします。

② 空気を加湿・加温して、肺への負担を軽減

鼻で吸った空気は 温められ、
適度に湿度が加わる ため、
喉や肺への負担が減ります。

③ 酸素供給量が増え、疲れにくくなる

鼻呼吸は 酸素を効率よく取り込める ため、
持久力や集中力の向上につながります。


5. 鼻呼吸を習慣化する方法


① 口にテープを貼る(寝るとき)

寝ている間の口呼吸を防ぐために、
「口閉じテープ」 を貼るのも効果的です。

② 姿勢を整える

猫背や巻き肩の人は口呼吸になりやすいため、
姿勢改善を意識しましょう。

③ 意識的に鼻呼吸をする

最初は 「呼吸に意識を向ける」 だけでもOK!
徐々に 鼻呼吸が自然な状態になるように
習慣づけましょう。


6. トレーニング時の鼻呼吸と酸素供給

「トレーニング中は口呼吸じゃないと苦しくない?」
と思うかもしれませんが、
実は鼻呼吸を意識することで
酸素供給がスムーズ になります。

鼻呼吸がトレーニングに与えるメリット

酸素の取り込みが安定し、持久力が向上
自律神経が整い、パフォーマンスが向上
酸素不足による筋疲労を防ぐ

特に低強度のトレーニング
(ウォーキングや軽めのウェイト)では、
鼻呼吸を意識すると、
持久力の向上につながります。


まとめ


赤ちゃんは生まれつき鼻呼吸をしている
→ 健康に最適な呼吸法だから!

口呼吸は、免疫低下・睡眠の質の低下
・自律神経の乱れを引き起こす

鼻呼吸は、酸素供給を効率化し、
健康・トレーニングのパフォーマンスを向上させる

口にテープを貼る・姿勢を整える
・意識的に鼻呼吸をすることで習慣化できる

トレーニング時の鼻呼吸は、
持久力UP&筋疲労軽減につながる!


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パーソナルトレーナーからの情報でした!

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