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狼の戦場遍歴 (FZ戦記アクシス)
前回からの続きで今回はゲーム本体ではなくFZ戦記アクシスの背景設定についてです。
FZ戦記とはなんぞや?
FINALZONE戦記の略で実は一応シリーズものです。一応という怪しげな表記がつくのは2は開発元が違ったり3作目にあたる本作が過去を捨ててきた?様な立ち位置なので話にあまり連続性がない為です。いや、2はなんだかんだ続編的なシナリオ構成をしていたので本作だけがぼっちなのかな?
FINALZONE2(PCエンジン)を担当した日本テレネットは元々は独立前のウルフチームの実家の様な立ち位置ですから全く無関係ともいえない・・・のかな?
主人公は?
ハワード・ボウイ。 数々の戦場を生き残ってきた優秀な兵士です。
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とか言いそうな顔(゚∀゚)
![](https://assets.st-note.com/img/1708638837430-6qrcPrcuZt.png)
野性味が減って若返ってますね
(でも何故か孤独さは増してる)
まぁその辺の諸事情を考慮せずにFINAL ZONEシリーズとして考えてみると・・・
ボウイさんの女性関係
![](https://assets.st-note.com/img/1707268702625-G74mjteiRI.png)
隣りにいるのは・・・
やはり愛する妻である
リン・モモコ(偽名)かな?
![](https://assets.st-note.com/img/1707271588313-dBa3kMqerj.png)
FINAL ZONE2だと時代の波に乗って
可愛い系に転向?した彼女ですよ!
![](https://assets.st-note.com/img/1707269776700-5ervirfLtf.png)
なんだか違うっぽい・・・
で、こちらはどなた?
![](https://assets.st-note.com/img/1707269885450-5ZNOg8cB6X.png)
もう金髪だから
ハンナ・フランクスって事で!
(FINAL ZONE2での部下)
いや、部下でも良くは・・・
なんというか、よくわからない新キャラがヒロイン?ポジションにいます。 調べたところ情報がなく、Gyushabuさんのページですら「謎の存在」と書かれています。
<懐かしいと思った方はここで復習だ!>
なにか隠し情報はないかと引き続きGyushabuさんにお縋りしたら、件の金髪の女性は作中もボウイさんと何の絡みもなくダームの塔(仮称)でそのまま爆死した可能性すらある模様です・・・ウルフチームさん雑すぎん?(;´Д`)
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崩壊していく基地から脱出するボウイと訳あり写真の主だった金髪ヒロインさん。
なにやらドラマチックなシチュエーション
ですが前述の通り2人はゲーム内で一切絡んでいません。
恋人?の居る基地を知らずに吹き飛ばした
疑惑さえ出てくるやばい絵面です。
或いはヒロインは待っていたけどボウイさんが華麗にスルー・・・(゚д゚) ハッ!
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(悪意のあるアテレコ)
戦場の有り様を変えたNAP
FINAL ZONE2で登場したNAPという兵器体系が直接着込むパワードスーツから本作ではそこそこ巨大なロボットに変わっています。
まぁミニカーも積載量約500トンの大型ダンプカーも同じ「車」の仲間ですしね!(゚д゚)
FINAL ZONEの背景設定でもパワードスーツの存在は書いてあったのでシリーズを通してで見ると
生身 → パワードスーツ → ロボット
と戦場の主役が移り変わっていく流れはちょっと面白いかなと思います。
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NAPもパケ絵やマニュアル
実際のゲーム画面となんか
それぞれ別物感ありません?
ボウイさんの複雑なプライベートが想像できる本作なんですが、ネタ枠はおいても結局FINAL ZONE1から2を経てこのFZ戦記AXISに辿り着いたと仮定すると兵士としても人間としても寂しい状況に流れ着いている感じでシリーズを知っている人間としては何だか複雑な気分なんですよねぇ。
それは死刑の宣告書にも等しい指令であった。
しかし彼の心には充足感が広がる。死と隣合わせの心地よい緊張、血と硝煙にまみれた男たちにしか分からない快感。
・・・・・・・・・狼達は駆ける、血染めの戦場を。
いやいやいや、パッケージにはボトムズ的なポエムが多数炸裂してますけど・・・ボウイさん先ずは奥さん(モモコ)幸せにしてやれよ(TдT)
時系列としてはもしかすると「1→AXIS→2」かも知れませんが、どちらにしてもモモコさんは不憫です(TдT)
ゲームとしてはイマイチとの話から本作を避けた方はせめてX68000版のオープニングや音楽に触れてみて欲しいです。 X68000版とは少しだけ別物ですが比較的遊ぶ迄のハードルが低いメガドライブ版もありますよ!
<次のお話>
<前のお話>
<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)