《17》【読書感想】時間と場所を選ばないパラレルキャリアを始めよう!(石山恒貴)
こんにちは、田中梓です😃
今回読んだ本は、時間と場所を選ばないパラレルキャリアを始めよう!「2枚目の名刺」があなたの可能性を広げる。
最近ちょくちょく耳にするようになったパラレルキャリアというワードですが、まだまだ副業やフリーランスという言葉と比べると知名度は高くないかもしれません。
この本が出版されたのは2015年なので、当時はもっと「パラレルキャリアって何?」という風潮が強かったのではないでしょうか?
かくいう私も、パラレルキャリアという概念はたまたま経営者の知り合い伝えで知ったので、その人と出会っていなければ未知の世界だったと思います。
パラレルキャリアの対義語はシングルキャリア
パラレルキャリアとは、会社員など本業を持ちつつ、同時進行で別業界を含めてスキルや経験を積むスタイルです。
大切なのは、本業以外で身に付けたスキルや経験を本業でも活かして、相乗効果でレベルアップする前提で挑むということ。
例えば、インターンで自分がリーダーとなってプロジェクトを遂行する経験を積んで、本業でも通用するリーダーシップを身に付けるなどの前提があります。
「パラレルキャリア=本業とは無関係なことをする」と勘違いしてしまうと、本業が疎かになるのではないかと不安に思うかもしれません。
しかし、むしろ本業でもっとレベルアップしたいと考えている人ほどパラレルキャリアを展開すべきと言えます。
この本曰く、パラレルキャリアの反対語はシングルキャリア。
シングルキャリアは文字通り1つのキャリアに絞ることで、本業一本勝負ということになります。
一つの場所で長期にわたって成長し、貢献し続けるのは素晴らしいことですが、本人の意思や功績に関わらず定年はやってきます。
再雇用という仕組みがあっても、今までのように昇級を目指してモチベーション高く働き続けるのは簡単ではありません。
仮に今まで勤めていた企業以外で働きたいと思っても、コミュニティがない・外部で通用するスキルがないなどの壁が待ち構えています。
この本を読むと、シングルキャリアの行く先をシビアにイメージできました。
パラレルキャリアで本業と同時進行で経験やスキル、そしてコミュニティを育んでおけば、定年退職後も別世界で活躍する土台が整っているというメリットがあります。
フリーランス人口は年々増加傾向にある
ランサーズによると、フリーランスは年々増加傾向にあります。
フリーランスになった理由として、コロナの影響で空き時間が増えたという点が挙げられますが、デジタルスキの学び直しをしたいという理由も多いそうです。
ITスキルは幅広い業界で重宝されるので、自分でしっかり勉強して武器にしたいと考えるのもうなずけます。
私はITがどうしても苦手で諦めましたが……😅
業界に関わらず、企業の看板を外して、自分の力で学びたい・稼ぎたい・貢献したいという人が増えているのですね。
今はフリーランスになる手段はたくさんあるので、調べてみると意外な道が見つかるかもしれません。
パラレルキャリアのために必ずしもフリーランスになる必要はありませんが、自分でゼロから仕事を成し遂げる経験は絶対にあった方がいいと思います。
そして、会社以外のサードプレイスがあると、自分の世界は一気に広げられるでしょう。
私ももっとパラレルキャリアを極めて、同時進行で幅広いスキルや経験、コミュニティを積み上げていきます!
ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いします✨