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《281》【読書感想】13歳から鍛える具体と抽象(細谷功)

こんにちは、田中梓です😃

先日、13歳から鍛える具体と抽象という本を読みました。

以前、この本の文章メインの「具体と抽象」を読んだことがあり、より簡単に理解したいと思い手に取りました。

具体と抽象の建物を頭で作れるようになる

正直、1~3章は、表面上の理解にとどまったように感じました。書いてある内容はわかるけれど、実践でどうすればいいかまでは把握しきれないような感覚でした。

しかし、4~5章で一気に理解が深くなり、具体と抽象が頭の中でしっかりとした形に。

キャッチコピー作成やターゲット絞りが神様レベルで優れている仕事仲間の方が「具体と抽象のトレーニングで鍛えられる」と言っていた理由がわかりました。

この本に書いてあることを借りると、具体と抽象は階層のある建物です。

上にいくほど抽象的で、地下に潜るほど具体的になります。

具体的に物事を考えるといいと思っていましたが、抽象のメリットも考えなければなりません。

たとえば、果物→りんご→昨日○○スーパーで買って食べたりんごというように、具体的になるほど視野は狭くなっています。

この例で言うと、私は「世の中のみんなは○○スーパーでりんごを買うことが重要と思っている」という狭い視野にとらわれている状態です。

しかし、抽象的に考えると「どこで買うかに関係なく、りんごの需要が高まっているのでは?」「そもそも果物ブームが来ているのかも?」と、考察が広くなりますね。

果物をより抽象的にとらえると、健康のためのツール・美肌の食べ物・映えのためのアイテムなど、もっと幅を広げられます。

私はよく具体と抽象の関係性が頭の中でごちゃごちゃになるので、建物の階層として分けるという方法には感銘を受けました。

頭の中で瞬時に具体と抽象の建物をつくれるようになるまでトレーニングは必要ですが、方法がわかってすごくスッキリしました!

図解や実践的な文章で「具体と抽象」を理解したい人は、ぜひ「13歳から鍛える具体と抽象」を読んでみてください😊

ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いします✨


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