メンズスキンケア・NGあるある5選！
はじめに
以前こんなツイートをしたところ、非常に反響が大きかったんです！
ちょっと待ったー！！実は男性の肌はデリケートなの。良かれと思ってやりがちな「NGあるある」をチェックしてみてね
— ぐみ / 超メンズ美容の人 (@gumi_mensbeauty) April 4, 2022
【メンズ美容NGあるある5選】
① 念入りにゴシゴシ洗顔
② お風呂のシャワーで直当て洗顔
③ニキビはつぶして膿をだす
④家族やパートナーの化粧品を使う
⑤日焼け止めは塗っていない
つまり、「意外とやっちゃてるー」って人が多かったのかと思います。
良かれと思ってやっていることが、実はNG行為だったり余計に肌に負担をかけてしまっていることがあるんです。
【メンズスキンケア・NGあるある５選】
①念入りにゴシゴシ洗顔
②シャワー直当て洗顔
③ニキビは潰して膿を出す
④家族やパートナーの化粧品を使っている
⑤日焼け止めを塗っていない
今日はこの「NGあるある５選」について理由を交えてご説明していきたいと思います。
せっかくのケアや時間が、無駄になっては勿体ないです。最後までしっかり読んで、最短で美肌＆かっこよくなりましょう！
①念入りにゴシゴシ洗顔
これ、結構心当たりがあるのではないでしょうか？
男性は女性の3倍の皮脂が出ると言われています。テカリやベタつき、毛穴が気になって汚れを落とそうとして念入りにゴシゴシこすってしまっている…。
またニキビなどが出来たら、思春期のような皮脂が原因によるだとおもい、やはり皮脂汚れを落とそうとしてゴシゴシ洗ってしまったり…。
実はコレ、超NG行為なんです！！
そもそもあなたの肌はとてもデリケートで非常に薄いです。肌にとってゴシゴシ擦ったり摩擦を与えることは、炎症を起こしたり必要な潤いまで洗いながしてしまうのでNGなのです。
そのため、逆に肌を守ろうとして角質を厚くしてしまいくすみの原因になったり、ゴシゴシ洗うことで肌のバリア機能が破壊され炎症がおきたり、必要な潤いまで洗い流してしまうことで、逆に乾燥してしまうのです。
そして、肌は乾燥して水分が不足すると肌を守るための防御機能が働き、過剰に皮脂（油分）をだしてしまうので、余計にベタつきテカリの原因になってしまうのです…（涙）
また、大人になって出来るニキビは思春期にできる皮脂が原因のジュクジュクしたニキビとは異なり、かさぶたのように分厚い角質が重なりなかなか治らないのが特徴です。とくに、ゴシゴシと力をいれて念入りに洗うことで角化が進み、ますますニキビを悪化させてしまうのです。
だから「洗顔はこすらない」のが鉄則！！
手を洗って清潔にしたら、顔を32～34℃くらいの水がぬるま湯で予洗いし、手のひらにたっぷりのモコモコ泡をとります。手の平と顔の間にモコモコ泡のクッションを挟み込んで、顔には触れずに泡を優しく転がすように洗顔します。大体30秒程度でOK。
手の平いっぱいのモコモコのきめ細かい泡が、肌を擦らなくても毛穴の中の汚れを吸着して優しく洗顔してくれるのです。
だから泡が少なすぎたり、あまり泡立てていなかったり、洗顔料を使わない洗顔は、肌をゴシゴシ擦ってしまうので絶対NGです。
洗眼後はタオルでゴシゴシ擦らずに、優しくポンポンと水分を吸着するようにしましょう。
②シャワー直当て洗顔
これも「あるある」だと思いますが、お風呂に入った時のシャワー洗顔！
実はこれも基本ＮＧなんです。
前項でもお伝えした通り、肌は摩擦にとても弱いのです。身体の皮膚に比べ顔の皮膚は薄いため同じ水圧で顔にシャワーを直当てしてしまうと水圧が強すぎて刺激になってしまうのです。やはりこの場合も炎症の原因になってしまう可能性があります。
お風呂で洗顔する場合は、シャワーの水を手ですくって予洗いやすすぎをするのがおすすめです。また、どうしてもシャワーのお湯を使いたい場合は水流を弱めてください。
もう一つシャワーでの洗顔での注意点は「温度」です。
身体に浴びるシャワーの温度は38度から40度位が多いと思いますが、やはり顔の昼は身体の皮膚より薄く乾燥しやすいため、温度が高すぎてしまいますので、顔を洗うときはシャワーの温度を「32～34℃」がに下げてください。ぬるま湯という表現よりは「冷たくない水」の温度といった方が近いと思います。この温度にしていただくことで熱いお湯で洗顔するよりも肌か乾燥しにくくなります。
③ニキビは潰して膿をだす
ニキビは自分で絶対に潰してはダメです！！
皮膚科での治療ではレーザーで穴をあけて膿を完全に出して治療したりしますが、素人が炎症の物質を完全に取り去ることは不可能です。
素人が無理にニキビを潰しても、余計炎症を起こしてニキビ跡になってしまったり、毛穴だけでなく近くの肌を傷つけて大きな埋没、いわゆるクレーターになってしまう恐れがあります。つまり、素人がニキビを潰してしまうとかえって悪化させる原因になってしまうので絶対にやめましょう。
また自分で潰す以外に過度に洗いすぎることも①でもご説明したとおり、余計にニキビを悪化させてしまうのでNGです。
また洗顔後に保湿をしないのもNGです。思春期のニキビと違って大人ニキビは固くなりが特徴です。かかとを連想してみてください。乾燥するとお餅みたいにガチガチに固くなりますよね。保湿をしないと皮脂分泌を過剰にしてしまうだけでなく、蓋をする角質も角化してカサブタのように固くなってしまうため、必ず保湿が必要です。
ただ、なかなかニキビは治らないときは、早めに病院（皮膚科）を受診しましょう。ニキビというのは尋常性座瘡（じんじょうせいざしょう）という皮膚の病気です。ニキビ跡を残さないためにも無理せず早めに皮膚科を受診します。
④家族やパートナーの化粧品を使っている
これはケースバイケースにもなりますが、基本的にはNGです。
肌質やライフスタイルは人それぞれ違うので、肌の悩みや状態もそれぞれ異なります。とくに、男性と女性ではもともとの肌質も違います。誤解してほしくないのは、「男性が女性用の化粧品を使えない」「女性が男性用に化粧品を使えない」ということではありません。
ですが、ご家族やパートナーと同じ肌質・肌の状況が同じというのは稀だと思います。化粧品もお悩みは目的により様々は商品が出ているので、ご自身の目的にあったものを選ぶといいでしょう。
またコロナもまだ油断できない状況ですし衛生面的にも、やはり他の人と化粧品を共有するよりご自身用の物を使用するのが望ましいです。
⑤日焼け止めを塗っていない
「まだ真夏じゃないから塗っていない」
「男だし、毎日塗る必要はない」
「曇りや雨の日は塗る必要がない」
「リモートワークが多いから塗っていない」
日焼け止めを塗っていないという時点で、残念ながらまとめて全部NGです！！
紫外線というと「夏」や「日焼け」のイメージがあると思います。
それも間違いではないのですが、それだけじゃないのです。
最も怖いのは、肌の老化は紫外線が8割以上を占めるということなんです。つまり紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでおり、晴れの日だけでなく曇りや雨の日にも降り注いでいます。
また日焼けだけでなく、シミ・そばかすの原因になったり、肌の乾燥・シワ・たるみの原因になったりもするのです。
もう少しだけ細かくお話すると、肌に届く紫外線は「紫外線A波」「紫外線B波」の2種類があり、紫外線A波のほうは肌の真皮まで届き肌細胞を傷つけてしまうため、乾燥・シワ・たるみの原因になります。
一方、紫外線Ｂ波はレジャー紫外線と言われており日焼けしたり、肌の表皮にあるメラノサイトに働きかけシミの元を作ってしまうのです。
もうこれは大きな声で言わせてください！！
つまり男性も老けたくなかったら「365日ＵＶケア＝日焼け止め」を塗りまましょう！！！
今だけでなく、5年後、10年後、20年後の肌が変わりますのでまだ塗っていない人は今すぐ始めましょう。
日焼け止め＝透明のファンデーションのようなもので油分を含んでいますので、落とすにはクレンジングが必要です。また男性におすすめの手を汚さず簡単に塗れる日焼け止めや、クレンジングについて詳しく書いた記事もありますので気になる方は読んでみてください。
本日のまとめ
以上、メンズ美容NGあるある5選をお届けしました。
全部じゃなくても、意外とやってしまってることもあったのではないでしょうか？
スキンケアは学校で習わないし、独学だと意外と知らないことや都市伝説的に、間違ったことがさも正しい事かのように広まっていることもあります。
SNSを見ていると、結構「やばい」と思うことが平気で流れてきたりします。すべての情報を鵜呑みにするのではなく、信頼できる人の情報を得てほしいと思います。
ちなみに私は、美容のお仕事12年目で、美容の資格は「日本化粧品検定1級」と「コスメコンシェルジュ」を保有しておりますので、ご安心ください。
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました♪ またねー！
ぐみ
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