きっかけをつくるギルドケア

目の前に現れた社会制度のほころびを、ひとりの人間として繕っていきたい。関東一円で警備事業を営むギルドグループのアカウントです。 「ギルドケア」とは、身分・生活・自分の生き方を失った方を支援し、それぞれの復活を担う場です。事業はこの場を継続させるための手段としてとらえています。

きっかけをつくるギルドケア

目の前に現れた社会制度のほころびを、ひとりの人間として繕っていきたい。関東一円で警備事業を営むギルドグループのアカウントです。 「ギルドケア」とは、身分・生活・自分の生き方を失った方を支援し、それぞれの復活を担う場です。事業はこの場を継続させるための手段としてとらえています。

最近の記事

定義のしにくい支援活動が、それでも意外と積み上げてきたもの。

現在の社会にはなじみにくい特性を持った方々に向け、私たちは「ギルドケア」という支援活動をつづけています。「保護を与えるのではなく、機会を与える」姿勢を大切に、一人ひとりの状況に合わせて調整しながら支援しています。 ギルドケアについてはコチラの記事で紹介しています。 たとえば「境界域知能」の方など、今の社会に生きづらさを感じる方々の実態を私たち自身もさらに深く理解したい。また多くの方にもこの状況を知っていただきたい。そしていつか一緒に彼らの支援に取り組む仲間になっていただけた

    • 2019年7月、自己満足のために憲章をつくった。どこに向かうのか定めたかった。

      現在の社会にはなじみにくい特性を持った方々に向け、私たちは「ギルドケア」という支援活動をつづけています。「保護を与えるのではなく、機会を与える」姿勢を大切に、一人ひとりの状況に合わせて調整しながら支援しています。 ギルドケアについてはコチラの記事で紹介しています。 たとえば「境界域知能」の方など、今の社会に生きづらさを感じる方々の実態を私たち自身もさらに深く理解したい。また多くの方にもこの状況を知っていただきたい。そしていつか一緒に彼らの支援に取り組む仲間になっていただけ

      • 「境界域知能」の方々を囲む状況を変えたい。新しい連携の形を探しています。

        現在の社会にはなじみにくい特性を持った方々に向け、私たちは「ギルドケア」という支援活動をつづけています。「保護を与えるのではなく、機会を与える」姿勢を大切に、一人ひとりの状況に合わせて調整しながら支援しています。 たとえば「境界域知能」の方など、今の社会に生きづらさを感じる方々の実態を私たち自身もさらに深く理解したい。また多くの方にもこの状況を知っていただきたい。そしていつか一緒に彼らの支援に取り組む仲間になっていただけたら。 そんな想いのもと、noteでの記事更新をつづけ

        • 「境界域知能」を調べて、「自尊感情」が生きづらさを生んでいる可能性を知った。

          今の社会の中にはなじみにくい特性を持った方々に向け、「ギルドケア」という支援活動をつづけている私たち。「保護を与えるのではなく、機会を与える」という考え方のもと、一人ひとりの状況を理解し支援内容を調整しながら提供しています。 (ギルドケアについてはコチラの記事で紹介しています) 今の社会に生きづらさを感じる方々の実態を私たち自身も深く理解し、また多くの方にも知っていただき、一緒に支援に取り組む仲間になれたらと思い、noteでの記事更新をつづけています。 一見ふつうに見える

          伊藤亜紗さんの「利他」と照らし合わせ、悩みを見つめなおしてみました。

          「保護を与えるのではなく、機会を与える」という考え方のもと、社会の中で生きづらさを感じている方々に向けた支援活動「ギルドケア」を続けてきた私たち。 (ギルドケアについてはコチラの記事で紹介しています) もっと多くの人に彼らの実態を知っていただき、私たち自身についても適切に説明する言葉を持つためにnoteでの記事更新をつづけています。 先日ある記事を読み、私たちの活動を捉えなおす観点を得られたように感じたのです。今回は、伊藤亜紗さんが書かれた「利他」に関する記事を紹介しながら

          伊藤亜紗さんの「利他」と照らし合わせ、悩みを見つめなおしてみました。

          「なぜそこまで支援するの?」とよく聞かれます。その理由を考えてみました。

          (写真は、ギルドケアの食事会の風景と、自社畑の様子です) 前の記事でもご紹介しましたが、私たちは今の社会の中で生きづらさを感じている方々を対象に、彼らが思い描いた生活を実現する支援活動を続けてきました。「ギルドケア」と名付け、これまで20年近く継続しています。そんな私たちの姿を見て興味を持った方々が「なぜ、支援するの?」とよく聞いてこられます。今回は、この疑問の答えを考えたいと思います。 私たちは埼玉県を中心に、北関東3県を含めた市役所の福祉課やNPO団体など100か所ほ

          「なぜそこまで支援するの?」とよく聞かれます。その理由を考えてみました。

          「保護を与えるのではなく、機会を与える」必要なきっかけを届けていきたい。

          現代の日本社会には、すでにさまざまな制度や組織による支援活動があるにもかかわらず、その隙間からこぼれ落ちてしまう方たちが少なからずいます。そもそも自分が置かれている環境しか知らないため生活を変えようという意思を持てなかったり、支援制度の存在を知る手段がなく自分の望む生活を諦めてしまっていたり。彼らの中には他者の存在なしには社会に参加する機会さえ得られない方もいます。 私たちはこうした社会の死角に生きている方たちと日々接しながら、きっかけを提供する活動を続けてきました。この状況

          「保護を与えるのではなく、機会を与える」必要なきっかけを届けていきたい。