これだけは欠かせない朝の習慣 番外編 筋膜リリースでココロも整う
はじめに
昨日までで「これだけは欠かせない朝の習慣」3選をnoteにあげました。
「スキ」をくださった皆さん、本当にありがとうございます。
「スキ」をいただけると、僕のnoteが少しでもお役に立っているのかと嬉しくなります!
これからもたくさんの「スキ」をいただけるとnoteを書く励みになりますのでよろしくお願いします!
今回は番外編として「フォームローラーを使った筋膜リリース」のお話をします。
「筋膜リリース」取り入れていますか??
僕はほぼ毎日、午前中に「フォームローラーを使った筋膜リリース」を実践しています。
(僕は普段の指導では「筋膜リリース」という表現はあまり使わず「フォームローリング」「ローラーマッサージ」という言い方をするのですが、今回のnoteでは「筋膜リリース」で統一します)
実は僕は「トリガーポイント パフォーマンスセラピー マスタートレーナー」という役職で、トレーナーの方向けに資格認定する仕事をしています。
だからいうわけではありません。
僕がマスタートレーナーになったのは「筋膜リリース」を実践し、心から効果を実感したから。
決して「ビジネスオンリー」ではないのです。
「筋膜リリース」の効果
効果1:筋肉の柔軟性、関節可動性の向上
フォームローラーを使った「筋膜リリース」は筋膜のコリをほぐし柔らかくすることができます。
これにより、筋肉がより柔軟に動き、怪我の予防やパフォーマンスの向上に寄与します。
効果2:筋収縮の効率化の向上
効果1で書いたように筋肉の柔軟性を高めることで、筋肉の収縮効率を高め、より強く速く動くことが可能になります。
一般的なストレッチはウォームアップに取り入れると「伸長反射」という作用を弱め、スピードを遅らせる原因にもなりますが、ストレッチの代わりに「筋膜リリース」を取り入れることでその弊害を防ぐことができます。
効果2:筋疲労の軽減
運動後や長時間のデスクワークの後にフォームローラーを使うと、筋肉の緊張をほぐし、血液の循環を促すことによって、体を動かさない事による筋肉の疲労を軽減できます。
緊張した筋膜をほぐすことで、リラックス感を感じることができます。
効果3:姿勢の改善
フォームローラーを使って背中や肩の筋膜をほぐすと、長時間同じ姿勢でいることによる崩れた姿勢を改善することにつながります。
猫背や肩こりの改善に役立つでしょう。
効果4:ストレス解消し、集中力を高める
筋膜リリースはリラックス効果もあり、ストレス解消にも寄与します。
さらに自分の体と向き合うことで、集中力を高めることにもつながります。
今日のテーマはまさにこの部分です!
筋膜リリースは瞑想より瞑想!
現代人の脳のリソースを奪うもの
我々現代人は毎日毎日「気が散る」情報の海に生きています。
集中力を求められる局面でも、それはどちらかというと「深い考察」「抽象的な思考」「複雑な決断」など脳の前頭前野を強く働かせるのではなく、「単純な判断の繰り返し」「その場でできるだけ速く求められる答え」「反射的に動かなければいけない状況」に溢れています。
その上でプライベートでもスマホの普及をいうまでもなく「タイパ」に代表されるような思考が大多数を占めています。
そんな中で我々の思考は常に定まらず、溢れかえる情報の海でアップアップしながら必死に溺れないように手足を動かすように感じませんか??
この時の脳の状態を「DMN デフォルトモードネットワーク」といい、脳が無意識の決断を無限に繰り返し、そのために常にエンジンをかけたアイドリング状態になっていることを言います。
この「DMN」は少ない人でも60%、多い人では85%の脳のリソースを使っているとも言われています。
そんな状態では落ち着いて自分と向き合うことなんて無理!
だから自分の精神状態も健康状態も、潜在意識でお求めていることもわからなくなる。
何か毎日起こる問題や抱えてる悩みの根本はDMNによって脳が疲れてしまっているからのようにも思えます。
そこで瞑想!
そこで脳のDMNの過度の発生を抑制し、自分自身の今とただ向き合うために瞑想を取り入れたのが「マインドフルネス」です。
これは2010年代中盤から急速に広がりました。
僕も実際2015年から「マインドフルネス瞑想」のプログラムを取り入れ、「集中力発揮の早さや持続時間の改善」「思考の組み立て」「慢性的な痛みの軽減など」非常に高い効果を実感しています。
されど瞑想
ちょうどその2015年くらいには日本でも企業が「マインドフルネス」を取り入れた実例などがメディアに取り上げられたりしましたが、今はあまり聞く機会は少なくなった気がします。
あの時、流行りに乗って手を出した企業で今も実践し続けているところ、どれだけあるのかな??
実際に僕の周りの方も、僕からのススメもあり瞑想にチャレンジした方もいましたが、多くの方が最初に言うのは「集中できない!」
そうなんですが・・・
実はそこが大切なんです!
瞑想がDMNを減らす瞬間
それは
「あ、今別のこと考えていた!呼吸に集中しよ!」
とか
「今寝ちゃった!起きて瞑想続けよう!」
なんて思った時が「意図的なDMNの軽減の瞬間だから」
これを繰り返すうちに自然と集中するのが簡単になるのです!
そこで「筋膜リリース」です!
筋膜リリースの方法は部位別にある程度決まっていて、それを日によってアレンジして行います。
各部位に共通する実施状のポイントは
・ゆっくり丁寧に
・姿勢を正しく
・常に呼吸を伴い
・リリースしている部位に集中する
よくSNSなどで見かける「フォームローラーを使った筋膜リリース」はその重要なポイントについてあまり言及されていません。
実際には一般的にやられている方法よりもはるかにゆっくりで、じっくり押し付けながらローラーを転がすイメージなので「コロコロ」なんて表現は使いません。
なぜ上記のポイントが重要なのかと言うと
「自分の筋肉と筋膜のコンディションとその変化に集中するため」
僕は経験上「筋膜リリース」が効果を発揮するのは、脳が異常箇所を察知した時に初めてその部位を修復しようとするからではないか?と思っています。
だから筋膜リリースをする際には
・一人で
・誰とも話さず
・スマホやタブレットなどの情報も遮断し
・音楽もかけず
・とにかくその行為そのものに集中すること
を心がけています。
これっってわかる方はわかると思うのですが「マインドフルネス」の基本ですよね。
でも「瞑想」より取り組みやすく、集中しやすいのは
「体を動かし」「体に刺激がかかるから」
これは運動によるDMNの軽減と同じ理屈です。
さらに「筋膜リリース」はやった瞬間に変化を感じることができます。
この「効果性の高さ」がモチベーションを促し、より集中して取り組めるようになるのです。
結論
だからこそ筋膜リリースは瞑想より瞑想!
ということで長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
これで少しでも興味を持った方は正式な教育を受けたトレーナーから正しい方法を学び実践してください。
私もSNSに短い動画で一般の方向けにやり方のご紹介をしています。
TikTokやインスタ用にガチャガチャと情報が飛び交っていますが、これこそまさに「タイムパフォーマンス」ですね!
このnoteが少しでもあなたの健康的な生活のサポートになったらこんなに嬉しいことはありません。
今日も笑顔の1日を!
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