ダイエットにスクワットは必要か??
先日、Questのパーソナルに入会希望の女性のお客様の無料カウンセリングをしていたのです。
その際にその方から前に通っていたダイエット系のジムで
「バーベルスクワットはエクササイズの基本なので徐々に重量をかけてできるようにしましょう!」
と言われ、最初は軽いバーをかつくところから始め、徐々に通常のシャフトになり、プレートを加えて・・・
という風に「バーベルスクワットを指導された」そうです。
その際にも
「膝がつま先よりも前に出たらダメ!」
「腰が反ると傷めるのでもっと腹筋に力を入れて!」
などと言われたそうですが、その通りにすることで、どんどん足が太くなると同時に徐々に腰も痛くなり、太いベルトをさせられて毎週スクワットをやらされていて、すごく嫌だったそうです。
本当に「ダイエットしたい人にはバーベルスクワットが必須」なのでしょうか?
以下にそうとは言えない理由について書きます。
ダイエットに必ずしもバーベルスクワットが必要ではない理由
1.運動の多様性
ダイエットや体重管理の目的を持つ人にとって、バーベルスクワットは必ずしも必要な運動ではありません。
他の種類の運動やエクササイズでも同様に効果的な結果をもたらすことができます。
個々の目標や体の状態に応じて、適切な運動方法を選ぶことが重要です。
2.ケガのリスク
バーベルスクワットは「首の後ろから上背部にかけて長い棒を背負う」という日常ではあり得ない条件のエクササイズであり、しかも重い負荷をかけるため、正しいフォームやテクニックを守らないとケガのリスクが高まります。
特に初心者や体力に自信のない人にとっては、無理な負荷や過度なストレスをかけることは避けるべきです。
その方の身体的な条件やレベルに適した安全な運動を選ぶことが重要で、必ずしもそれが「バーベルスクワット」である必要はありません。
3.目的を達成させるのに直結したトレーニング方法の選択
ダイエットや体重管理には、カロリー消費を促す有酸素運動や筋力トレーニングの組み合わせが効果的です。
バーベルスクワットは筋力トレーニングの一形態ですが、何よりも優先されるのは体内で「脂肪をエネルギーに変えるシステムを作ること」で、そのためにも筋力トレーニングではなくまず有酸素運動に取り組むべきです。
もちろん補助的に筋力トレーニングにも取り組むべきですが、目的に合致した最適な運動を優先させましょう。
4.適切なフォームとテクニックの習得
バーベルスクワットは正しいフォームやテクニックを重視する運動です。
十分な指導やトレーニングを受けずに行うと、効果的な結果を得ることが難しくなります。
特にこのクライアントの受けた指導のように「膝を前に出さない」や「腰が反ると傷める」などといった間違った指導を受けることでそれが逆に怪我につながることもあります。
「正しい方法を理解している」パーソナルトレーナーや専門家の指導を受けながら、適切なフォームとテクニックを習得することが重要です。
要点をまとめると、バーベルスクワットはダイエットしたい人にとって必ずしも必要な運動ではありません。
個々の目標や体の状態に応じて、あなたが目的を達成するために優先順位を決めてエクササイズ種目やトレーニング方法を選ぶことが重要です。
もちろんスクワット(深くしゃがみ立ち上がる)動作はさまざまな人にとって重要な動きではあるので、例え目的がダイエットだった場合でも何らかの方法でスクワットエクササイズは取り入れたいものです。
そんな場合、Questではよく「ケトルベル ゴブレットスクワット」を採用しています。
もちろんこの場合もその方に合ったフォームと重量で行う必要がありますが。
今日書いたように
「ダイエットなのにバーベルバックスクワットをやらされて嫌だった」
「脚が太くならないスクワットを知りたい」
そんな方はぜひ1度、メールでご相談、もしくはQuestでの(オンライン)を含む無料カウンセリングを受けてください。
違う方法が必ず見つかります!
メールアドレス=quest.traininglab@gmail.com
ご連絡、お待ちしています。