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皆既月食の日に思うこと
今日は皆既月食らしいですね。
せっかくならば見に行ってみるかと家を出て、あたりをきょろきょろと見渡すも、なかなか見つからず。
道路を歩く人たちが、同じ方向を見てスマホを向けるのを見て、その方向を探すも、なかなか見つからず(笑)
やっとの思いで見つけた時は思わず「わっ」と声が出ました。
皆既月食って、満月なのに、こんなに暗くなるんですね。
色もなんだか独特な赤っぽい感じだし、たしかに昔の人が不吉だ…と思ったのもうなずけました。
天体のイベント、とくくってみると、小中学校の頃、校庭で遮光グラスごしに日食を見たことを思い出します。
理科室から先生がせっせと何枚もの遮光グラスを持ってきてくれて、みんなで見たなあ…。こんなたまにしか使わないものまで理科室にはしまってあるのか…とか思った気がします(笑)
でも思い出せるのは、友達や先生と、太陽が明るく照らす中で、わいわい騒ぎながら見た思い出ばかり。
夜の静かな公園で、一人夜空を見上げたのは、今回が初めての経験でした。これはこれで、また一興。家に帰って飲んだコーヒーが、いつもとは違う味をしたような気がしました。
(そういえば、もしかして月食の方が日食より頻度が少ないんですかね…?)
きっと特別な日なんだろうな
国立天文台や、各種お天気番組もリポートするような一大イベントだったので、こんな日はきっと…と思い、YouTubeで占いやちょっとスピリチュアルなことについて語る人たちの皆既月食特集の動画を探しました。
案の定、この機に合わせた動画がいくつか投稿されており、その中から何本か覗いてみると…
捨てられなかったものや感情と、さよならをするタイミング!
新しいことを始めるのにぴったりな時!
といった投稿が見受けられ、(う~ん、満月の日によく言っている内容なのでは…)とは思いながらも、まあきっと皆既月食だから、普通の満月の日よりもパワーが強いとか、そういうことなんだろうなと一人納得しました。
日常的に、占いを気にしたりとか、その日に天体とか大きなものから与えられた意味を信じたりするほどではないですが、私自身、今日のような、なんだか"特別"な日や、今週金曜日(11/11)のようなゾロ目の日には、なにか面白いことが起きるかもしれない…と考えたりすることがあります。
「今日は満月があなたの新しいチャレンジを応援してくれています!」という、スピリチュアルなメッセージも、人間が変化に対して億劫な側面があることを考えると、月に1度くらいそんなタイミングがあるのはありがたいなあ(笑)と思ったりもします。
ここ最近を振り返って
せっかくなので、いいタイミングかと思い、ここ最近のことを振り返ってみたのですが、一言でいえば「山あり谷あり」いろんなことがあったなあという感触です。
その場ですぐにポジティブな影響を与えてくれるようなイベントもあれば、なかなか自分なりに解釈するのが難しかったり、それどころか受け入れることすら困難な出来事もありました。
そんな中で、最近、とあるイベントで、コアキナイのたくみさんから、今の自分を支えるような言葉をかけてもらいました。
個人的に、「熟成させる」という発想が好きなのですが、たくみさんから「いいね、時間を味方につけているみたいだね」という言葉を頂いたんです。
その言葉を耳にした瞬間、なんだかスッと腑に落ちたような感覚になりました。
すぐに消化できなかったことも、いつか自分の栄養になるかもな、とか。うまくいかないことが続いたとしても、時間が解決してくれることもあるよな、とか。
人によっては、目の前の出来事に、すぐに問題解決的に取り組まずに、放置しているだけなのでは?とも言われてしまいそうですが、ゆっくり、自分なりに咀嚼して、一つ一つ確かめるように積み重ねることもあるんだろうなあと、思っています。
そうそう、最近は山に登るようになりました。
りょうまくんの取り組む、muiに1度参加してから、自然の中で呼吸する瞬間とか、一人たたずんで、ぼーっと目の前の自然を受け入れる瞬間が、なんとなく自分に足りない栄養素のような気がして、自分でも山に向かうようになりました。
なんとなくモヤモヤが晴れなかった8月くらいから、月に2~3回くらいのペースで山に登っています。
なんとなく一人で登るのは、まだ怖くて(初心者の一人登山は実際危険だと思います…)、会社の同期や、学生時代の友人、先輩、後輩といろんな人に一緒に来てもらいながら、山に登っています。(みんな、本当にありがとう。)
その流れで、最近話せていなかった懐かしい友人とも会えるうれしい機会も出てきました。一緒に登る中で、そういえばちょっと前はこんなこと考えてたな…こういう感覚が強い時期があったな…とそのころのことを思い出し、社会人になってからの自分の変化に思いがけず気づくこともありました。
最近、メモワールとも呼ばれるような、自分のこれまでの人生を改めて敬意と愛情をもって、少しずつ棚おろしする時間を取ってきたのですが、山登りでの友人との会話から、そのヒントをたくさんもらいました。
まだまだ山登りは初心者で、とても山に慣れた人のようなペースでは歩けず、後ろから登山が好きそうなおじいちゃん・おばあちゃんにまで抜かされ、道を譲ってばかりの状況ですが(笑)、それでも自分のペースで足場を探しながら、一歩一歩踏みしめたり、マイペースに山の空気を吸ったり、景色を眺めたりしながら、友達とたわいもない話をする時間をとても大切に思っています。
皆既月食の日に思うこと
話は変わりますが、最近職場で、自分を含めたチームのメンバーのいろんなニーズを感じて、うまくそれが消化されたり満たされたりするといいなあと思う一方で、得も言われぬモヤモヤを感じることがありました。
表面的な、業務の滞りをなくすだけの解決方法もある一方で、もっと全体的に絡まり合った糸を少しずつ、ほぐしていきたいなと思ったり、最終的にはチームとしての関係の質が高まる方向へ進められるといいなと思っていて、それを友人やチームのほかのメンバーに話すうちに、案外自分のオリジナルな感覚なのかもしれないと気づきました。
会社に入ってから、「きっと置かれた場所で咲ける人材になった方が、会社にとっても自分にとっても良いのだろう」と思い、明示的に求められるタスクをこなしていく中で、言葉にされていない暗黙的に組織にとって都合の良いふるまいや、思想にまで自分を染め上げていたのですが、器用でない私にはどうやら無理がある選択だったのかもしれないな、と思うこともありました。
こんな経験から、今は、学生を卒業するころの感覚とか、人柄とか(笑)、そういった自分の本来持っていたところに戻したいなあと思ったり、そのうえで、「私は私のままで、受け入れられたい」と思うことが増えました。
そんなわけで、ここ最近は、きっとこの感覚を活かす方向へ、自分を進めた方がいいんだろうな、という直感めいたものに動かされ、いろんなことを妄想して(笑)きました。
皆既月食の今日この日、せっかくの機会なので、これから年末、年度末に向けて、チャレンジしていきたいものを、このnoteに記しておきたいと思います。
メモワール(自分の人生の棚おろし)を続ける。カウンセラーの力も借りて、これまでの時間とそこでの経験を解きほぐす中で、自分の根源的なニーズと、おのずと体得したスキルとセンスを再認識する
なんとなく今感じている方向があるので、その方向に自分を伸ばすために、「学習する組織」と「NVC」のあたりを勉強してみる。教えてもらった講座なども活用して、コンスタントに学び続ける。
伸ばした自分を、試す場所・機会をつくる。今の自分が、無理なく差しだせることで、どれくらい人に受け入れてもらえるのかを確かめる。
そんなわけで、ゆっくり進んでいこうと思います。
いろいろと書きましたが、人生の迷子期であることは間違いないので、人生の先輩方(いつも、先輩として関わってくれる皆様はもちろんのこと、きっと年齢的には同い年や後輩でも、気づけば人生においては先輩になってしまった人もいるでしょう…(笑))なにかアドバイスなどあれば教えてください(笑)
同じような悩みやモヤモヤを抱えた人、ぜひ語り合いましょう。お互い、良きサポーターになれたらうれしいです。
また少しずつ、noteも書いていけたらいいな。
ではでは!
■20230828追記
同じ双極性障害を持った人はもちろんのこと、心の中の苦いもやもやの話を誰かに聞いてほしい人、一緒に怒ったり泣いたり寄り添ってほしい人などへ向けて、よく「聴く」カウンセリングサービスを始めました。
ご興味のある方がいらっしゃれば、下記のnoteをご覧ください。
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