移民がもたらした、古代日本の文明開花
引き続き「さかのぼり日本史」からの知見メモ。
「古代の文明開花」と本書が銘打ったこの時代(AD500年〜700年)は、朝鮮半島南部と日本列島が一つの文化圏を形成。この文化圏には、列島の蝦夷(東北・北海道)・埼玉・出雲・熊襲(九州)、半島の百済・任那・加那などの共同体が複数乱立し、その中で最も有力だったのが畿内地方の「ヤマト政権」。
ヤマト政権は、当時の先進カルチャー(仏教など)&テクノロジー導入を目的に、百済からの積極的な移民政策(渡来人)を推進します。百済にとっては、親