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あの雲の向こう

東京で働いていると、なぜか無性にも田舎や地方が恋しくなる。

数年前、「あの海の向こう側には、どんな景色が広がっているのだろう。

「あの雲の向こうには、あの清々しい青空の向こうには、どんな景色が広がっているのだろう。」と感じていた私だが

空を見上げれば無数の高層ビル群が立ち並び、街を歩けば「人、人、人」と人の荒波を掻き分けながら過ぎ去っていく慌ただしい毎日を過ごしていると、地方にいた時に感じた「空の向こう/海の向こう」は、どこか遠い存在になってしまっている。

時々、有給や休みを利用して、地平線へと続く広大な海、心の中に留めておきたい言葉では表しにくい美しき景色を見に行くと、まるで少年時代に戻ったかのような時代のタイムスリップを感じることがある。

「あの海の向こう側には、どんな景色が広がっているのだろう。あの清々しい青空の向こうには、どんな景色が広がっているのだろう。」

そんな純粋に自然を楽しめるような感覚を、いつまでも忘れずにいたいと心の底から感じている。

いつの日かの子どもだった頃のように燥ぎまくる時間を大切に過ごしていきたい。

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