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話を聞くことで、人を助けられる。
できれば人や世の中のためになることがしたい、と思っている人はたくさんいるでしょう。
スピリチュアルが好きな人は特に、地球に貢献したいライトワーカーが多いので、レッスンの受講者の方たちも、
「悩んでいる人にアドバイスをして、助けてあげられるようになりたい。」
とよくおっしゃいます。
そこで、ちょっと待ってみてほしいんですね。
「アドバイスすること=助けること」でしょうか?
例えば、こんなことはありませんか?
家族などに、今日あった嫌なできごとについて話した。
自分としては、話を聞いて「大変だったね。」とわかってほしかっただけなのに、「それはこうするべきだった。」とか正論をぶつけられて、かえって最悪な気持ちに・・・。
相手は悪気ではもちろんなく、むしろアドバイスすることで助けたいだけ。
だからこそ、こういうことが起きがちなのでは。
「仕事の手順がわからない。」
「どの商品を買うか迷ってる。」
みたいなことなら、アドバイスはいい助けになるかもしれません。
でも、ポイントは「感情」です。
本人が気持ちが混乱していたり、落ち込んでいたり、ずっと悩んでいたりしないか。
そんな人の話をちょっと聞いただけで、
「そんなネガティブに考えないで、もっとポジティブにならなきゃ。」
「親のことが嫌だなんて、だめだよ。」
「相手にちゃんと言えばいいのに。」
などと正論を言うのは、傷ついている人の心をさらに傷つけてしまいます。
アドバイスより何より、しっかり話を聞きましょう。
どんな気持ちでいるのか。
本人にとっては、どれほど重要なことなのか。
そして、
「そうか、それで傷ついたんだね。」
と受け止めてあげる。
それだけで、本人は
「ああ、わかってもらえた。」
と安心できて、力が湧いてくるものです。
気持ちが落ち着くと、状況が客観的に見えてきて、自然に解決策が見えてくることも。
実際に、話を聞いてもらってそんな経験をしたこと、ありませんか?
でも、聞くってなかなか難しいですよね。
私自身、いい聞き方ができるよう日々努力しているところです。
人の力になりたい人は、ぜひ話を聞く練習をしていきましょう。
それだけで、人を助けられることもあるから。