【日記】暦と暮らす
康光岐さんの「日本の暦と生きるていねいな暮らし」という本を手に入れました。
二十四節気や雑節、その行事・仕来りについて、コラムを交えつつやさしく解説してくれます。
暦に無頓着だったわたしには大変ありがたい本。
さて、大寒が過ぎて寒さも厳しくなってきました。
雪が積もり、十年に一度の厳しい寒波が日本列島を襲うそう。不安。
水道凍結や路面の凍結など、皆様お気をつけくださいね。
わたしの町も例外ではなく、最高気温がマイナス何度だとかなんとか……。
洗面所の温まる前のお湯(水だ!)が苦手なわたしですが、本のおかげで縮みあがりながらも、「これが寒の水か……」と有難く感じたりしています。
そして今頃日本のどこかで日本酒やお味噌、お醤油……おいしいものが身支度を始めるのかと思うと、わくわくもしますね。
厳しい寒さを耐え抜けば、暦の上では春がやってきます。
永遠ではないけれど、永遠に思えるようなこと。
節目があるようでないような「季節」というあいまいなもの。
先人たちがそれらに設けた節目に、生きる知恵や希望を感じます。
来週末は立春。
どんなに寒くても天気が悪くても、春という言葉に早くも胸躍るわたしでした。