【仕事✖️ヒント】ガッツ式オンライン研修
研修も落ち着いてきた頃でしょうか?!
GSCでは2003年に大阪から東京へ進出し、2拠点に。
2004年にはskypeの登場で、それ以降、スタッフ会議や面接、研修もオンラインでできるようになりました。
まさに、日本のオンライン研修最先端を走ったGSC!
と言っても過言ではないでしょう!?
今回はそんなGSCのオンライン研修の様子、工夫や管理方法をご紹介します。
・家庭教師の場合
家庭教師派遣は、生徒さんや親御さんも関係しますので、人材はしっかり判断する必要があります。
それで、ハイブリッド研修が行われてきました。
自分で研修サイトにアクセスして、基本的な指導のマニュアルや心得、指導方法のコツなどを受講するオンラインカリキュラムを修了したら、同行研修に移る、というシステムです。
オンラインカリキュラムは4回セッションで、各セッションごとにテストがあります。テスト回答フォームは事務局に送られ、スタッフが添削します。
オンラインカリキュラムには修了期日があり、研修者の自己管理力、スケジュール力(りょく)が試されます。
オンラインカリキュラムを修了したら、ベテランスタッフの指導に参加する同行研修です。ベテランの指導を2,3回観察し、実際に指導もします。(ちなみに、コロナ禍以降の同行研修はZOOMです。)
研修ごとに、研修担当者が提出する報告書と、研修者本人が提出する報告書フォームがあり、どちらも人材把握のための重要な材料になります。
研修者本人からの報告内容によっては、スタッフがアドバイスをしたり、質問に答えたりします。
・WEB制作・システム開発の場合
もちろんオンラインです。
その時のGSCの状況や、研修者によって毎回研修カリキュラムが柔軟に作成されます。
「研修=やり方を説明+トライアウト+評価」
これをきちんと成立させるためにも、GSCでは、研修時間は厳しく管理されています。
なので、研修内容は細かいスケジュールまで、事前に研修者にきちんと予告します。
そして、作業は時間内に終わらせてもらうことを徹底します。
研修カリキュラム作成には「6:4」が採用されています。
できると想定されるもの→6
できるかな?もしくは、できると頼もしい!と想定されるもの→4
スタッフの可能性を狭めず、基本的なことをマスターしたら、研修スタッフができる最大限のことをしてもらうようにします。
“業務内容のハードさに楽しさを+プラスさせる”です。
普通にできる作業を淡々と行うのは、あんまり楽しいものではなく、飽きてしまうので、そこにチャレンジを入れ込んで、「頑張ってできた!」感=“楽しい感”を持ってもらうような内容にします。
毎回の出来栄えを見て、次回の内容を調整していきます。
研修者が得意そうなところを探すように、いろんな業務をやってもらいます。
GSCは、”とにかくやってみる!”ガッツなソウルが必須な会社なので、研修からそのGSC独特の感覚に慣れてもらうということですね。
そして、研修者には評価のポイントをクリアに伝えます。
これは、研修者の明日の力になります。
・オンライン研修の工夫
研修担当スタッフ:
オンラインは“見えない”が多いので、できるだけこちらから「難しいと思ったところはありましたか?」「どこを工夫してみましたか?」「この部分はどれくらい時間がかかりましたか?」など具体的に聞くようにしています。
そうすると問題なくできたように見えたところでも、プロセスの間違いやロスを発見でき、ベストな方法を伝えることができるようです。
“ただ教えるだけ”“ただ伝えるだけ”ではかなり習得しにくいのがオンライン研修なので、こんなプロセスも徹底されています↓
①説明
②お手本を見せる
③模倣してもらう
④真っ白な状態で自分でやってもらう
②と③は必須!だそうです。
お手本は場合によっては録画して研修者に渡すこともありますね。効率です。
WEB制作の場合は、研修スタッフが自由に使える場所を作って、「いつでも自由に復習していいですよ」と伝えておきます。
復習するスタッフは伸びますから、オンラインでもこういう場を提供するのは大事です。
・研修管理方法
では最後に、GSCの研修管理方法をお教えしましょう!
なんと!テレワンのプロジェクト管理を使います!
WEB制作研修なら、研修生1人につきプロジェクトを1つ作成し、1日の研修を1タスクとしてカリキュラムを作ります。
便利なポイント
*タスク内にコメント機能があり、評価や研修担当スタッフの感想などを残すことができる
*ガントチャートで研修スケジュール全体が把握できる
*変更修正も簡単
*各スタッフごと、各タスクごとに評価を整理して管理できる
いかがだったでしょうか?!
GSCでは、オンラインのデメリット、“見えない”“伝わりにくい”もしっかり押さえて、研修、管理がされています。
“スタッフはしっかり育てて大事にする”GSCです。