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【来たな宿敵】山岡家(美食の街宇都宮#61)
インパクト、鬼。
煮干し系ラーメンが一般的になって久しい。いわゆる【セメント系】の煮干しラーメンフリークとしては、鬼の名前を冠したものは見逃せない。
山岡家…
何年振りの来店だろうか。
豚骨の刺激臭も懐かしい。
注文はタッチパネル販売機。ラーメンチケットも運用を開始していた。
時の流れを肌でひしひしと感じる。
また向かい合おうぜ、山岡家。JAF特典で煮卵TPにして、程なく着丼。(現在、JAF特典は終了)
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うん、良いビジュアル。
イケメンだなぁ。
山岡家自慢の濃厚豚骨スープと煮干しの出会い。セメントっぷりが写真からでも分かっていただけると思う。
見た目イケメンでもさて、中身はどうか。
一口スープを啜る。
なんだこの粘度、やるじゃないか山岡家。そして全面に出ようと煮干しを豚骨スープが優しく抑え込む。ビジュアルからは想像できない大胆かつ繊細な味わい。存在感がある。
特注だという低加水中太麺も働きも欠かせない。シャキッとしたネギと刻み玉ねぎとの相性は突き抜けた相性。
マリアージュなんて言葉が生ぬるく感じる位だ。
私が愛してやまないアーティスト【KREVA】は楽曲の中でこう言っている
「今日からはこれが基準。」
新しい煮干しラーメンの基準が私の中でうまれた。
ありがとう、山岡家。
また向き合おう。古い友人そう約束して、店を去った。
美味しかったです、ご馳走様さまでした。